イノベーションのためのもう一つの道を探る

イノベーションのためのもう一つの道を探る

2月25日 土

10:00 - 11:30 / 90分

「イノベーションを起こすにはコストがかかる」
「面白い事業アイデアを思いついたとしても実行可能性が不透明」
「生み出したアイデアや事業がどこかありきたりになってしまう」

企業がイノベーションを起こそうとする中、こうした悩みにぶち当たってしまうケースは少なくないように思います。

イノベーションを生み出す方法論に正解はありませんが、従来の企業組織で一般的に行われてきた方法とは異なる「もう一つの方法」として、オンライン上で会社と消費者の共同作業によって行われるイノベーション、通称「ユーザー・イノベーション・オンライン」(例えばWikipediaなど)があります。概念自体は数十年前から提唱されているものですが、オンライン環境が発達した今、改めて注目する価値のある方法です。

本イベントでは、「ユーザー・イノベーション・オンライン」について研究されている楊 鯤昊先生をゲストにお招きし、楊先生の研究内容を伺いながら、イノベーションのための方法論と、それを実現可能にするチーム・組織のあり方について深めていきます。

新規事業に関わっていらっしゃる方はもちろん、チームや組織から創発を起こしたい、新たな価値を生み出していきたいと思われるリーダー、マネージャーの方々にとっても示唆に富む内容になっております。ぜひご参加ください。

収録出演

楊 鯤昊(よう こんこう)(中央学院大学 法学部 専任講師)

東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 博士課程修了。博士。専門はデータサイエンス・ネットワークサイエンス・計算社会科学。現在は、大多数の人々が助け合いながら、一つの目標を成し遂げる「大規模協力行動」を研究テーマとし、オンライン上での共創についての研究等を行っている。

石黒 千晶(金沢工業大学情報フロンティア学部講師/株式会社MIMIGURI リサーチパートナー)

2017年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、玉川大学脳科学研究所嘱託研究員を経て、現在金沢工業大学情報フロンティア学部心理科学科講師。創造性や芸術に関わる心的過程の測定、また、芸術活動や創造性教育の効果測定について研究している。

当日モデレーター

井上 友幸(株式会社MIMIGURI プロダクトマネージャー)

横浜国立大学工学部卒、東京大学大学院総合文化研究科修了。NTTコミュニケーションズ株式会社や株式会社グロービスで新規事業企画・サービス開発・コンテンツ制作等のPMに従事。株式会社メルカリで人事DBや評価報酬システム開発に携わったのち、基幹人事制度の刷新プロジェクトや人事戦略策定を担当。MIMIGURIではプロダクトを通じた人や組織のポテンシャル発揮の実践と探究に取り組む。

東南 裕美(株式会社MIMIGURI リサーチャー)

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。MIMIGURIでは、研究機関部門の一員として、組織開発に関する基礎研究とコンテンツ開発を行う。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。

パッケージ

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