アブダクション

/

約14分

クリエイティブなアイデアを生み出すための思考法として、”アブダクション”があります。アブダクションとは、「結論」ではなく「仮説」を導く思考法のことで、デザイナーの制作プロセスとも親和性があります。本動画では、デザイナーの「行為」に注目しながら、アブダクションがどのような過程のもとで行われているのかを解説しました。
※本動画は2021年5月に公開されたコンテンツの再編集版です。

チャプター

00:11 アブダクションとは何か
03:06 アブダクションの土台となる“面的な思考”をいかにつくるか?
07:15 面的な思考から新たな発想が生まれるプロセス
10:30 デザイナーに求められる「構成的知覚能力」とは何か

フルver.こちら

飛躍した発想はどこから来るのか:デザイナーの身体知としての「アブダクション」を解明する

飛躍した発想はどこから来るのか:デザイナーの身体知としての「アブダクション」を解明する

出演者

小田 裕和
小田 裕和

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

瀧 知惠美
瀧 知惠美

多摩美術大学情報デザイン学科卒業。東京藝術大学デザイン科修士課程修了。多摩美術大学、東海大学非常勤講師。ヤフー株式会社にて複数サービスのUXデザインを担当した後、UXの社内普及のためワークショップ型の研修やUX導入から組織浸透までの実務支援を主導。UX実践を成果へ結びつけるため、チームづくりのためのふり返りの対話の場づくりの実践および研究を行う。MIMIGURIでは、UXデザイン・サービスデザインをはじめとする事業開発を中心に担当。よりよいユーザー体験につながるモノ・コトを生み出すために、つくり手の体験も重要と考え、事業開発と組織開発の組み合わせ方を実践と研究の両軸を重視しながら探究している。