アブダクション

2022.05.19/14

クリエイティブなアイデアを生み出すための思考法として、”アブダクション”があります。アブダクションとは、「結論」ではなく「仮説」を導く思考法のことで、デザイナーの制作プロセスとも親和性があります。本動画では、デザイナーの「行為」に注目しながら、アブダクションがどのような過程のもとで行われているのかを解説しました。

登壇者

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインリサーチャー)
千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。千葉県出身。新たな価値を創り出すための、意味のイノベーションやデザイン思考といったデザインの方法論や、そのための教育と実践のあり方について研究を行っている。現在は、新たな意味をもたらすための商品開発プロジェクトや、主体的に価値創造に取り組む人材の育成プロジェクトを中心にディレクションやファシリテーションを担当している。著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション:「問い」を起点にアイデアを探究する』がある。

瀧知惠美(株式会社MIMIGURI エクスペリエンスデザイナー)
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。東京藝術大学デザイン科修士課程修了。多摩美術大学非常勤講師。ヤフー株式会社にて複数サービスのUXデザインを担当し、所属部署でUXデザインチームのマネージャーを務める。UXデザイン推進活動としてワークショップ型の研修やUX導入の実務支援を行い、組織へ浸透させるための、ふり返りの対話の場づくりの実践および研究を行う。ミミクリデザインでは、よりよいユーザー体験につながるモノ・コトを生み出すために、つくり手の体験も重要と考え、事業開発と組織開発の組み合わせ方を実践と研究の両軸を重視しながら探求している。

チャプター

00:11 アブダクションとは何か
03:06 なぜ数をこなすことが重要なのか
07:15 アブダクションとは”推理”に似ている
10:30 デザイナーに求められる「構成的知覚能力」とは何か

フルver.こちら
飛躍した発想はどこから来るのか:デザイナーの身体知としての「アブダクション」を解明する
https://www.cultibase.jp/videos/6991

パッケージ

テーマごとにコンテンツを厳選してまとめました。

もっと見る