ファシリテーターの“スランプ“は成長の契機!?

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約11分

今回は、和泉が抱えているファシリテーターとしてのスランプの原因を解きほぐしながら、無意識のうちに利用している暗黙知・身体知を言語化する困難さについて議論しています。

実践経験を重ね、暗黙知が充実してくることで抱えてしまう言語化できないモヤモヤを解消し、自分の理論(マイセオリー)に転換することがファシリテーターとして熟達する上で重要であるという話題など、スランプを抱えるファシリテーターの課題について幅広く探究しています。

■チャプター
00:42 和泉の抱える「ファシリテーターとしてのスランプ」
01:14 フリーランスからミミクリデザインへ:1000本ノックの1年
02:45 スランプの原因:言語化したマイセオリーと暗黙知・身体知のズレ
05:13 教科書には載っていないドロドロした現場でのファシリテーション
07:26 抱えているモヤモヤ①:対話と議論のモードの切り替え
08:27 抱えているモヤモヤ②:組織の哲学を深める対話
09:40 「対話モードへ切り替える」ファシリテーションの技
10:28 集団で創造性を発揮するための対話の理論化

出演者

和泉 裕之
和泉 裕之

日本赤十字看護大学卒業。在学時から「対話(dialogue)」という物事への意味付けに着目したコミュニケーション手法に関心を持ち、ワールドカフェやOSTなどの対話の場作りを多数実践。卒業後はフリーランスファシリテーターとして4年間の武者修行を経験した後、株式会社ミミクリデザインの立ち上げに参画。少人数〜数万人規模の組織にて、組織理念のデザインや浸透(自分ごと化)を対話型ワークショップで支援するコンサルティング業務に従事。現在は専任の組織人事として社内の組織開発/人材育成を担当している。

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

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