考え方の異なる他者同士がともに働く組織において、"関係性”の問題は避けては通れない重要な観点のひとつです。そうした背景から、組織の目に見えない部分に働きかける「組織開発」と呼ばれる方法論が、昨今大きな注目を集めています。 今回は、組織開発を学ぶための前提知識として、現代企業が組織開発が特に必要とする理由について解説します。 フル ver.はこちら:
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初出:(2021.06.07)
組織開発概論:関係性を耕す“ハレ“と”ケ“のアプローチ
組織開発の基礎や理論を押さえながら、非日常と日常を組み合わせ、チームや組織の成果につなげる方法を解説したイベントのアーカイブ動画。組織開発は関係性の問題に働きかけることで組織に健全性や効果性をもたらす。組織開発の方法や成果、日常的なアプローチと非日常的なアプローチの違いについて解説。組織の関係性を改善し、個人・組織に学びを促すための取り組みについても言及。
出演者
リサーチャー / ファシリテーター
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。
日本赤十字看護大学卒業。在学時から「対話(dialogue)」という物事への意味付けに着目したコミュニケーション手法に関心を持ち、ワールドカフェやOSTなどの対話の場作りを多数実践。卒業後はフリーランスファシリテーターとして4年間の武者修行を経験した後、株式会社ミミクリデザインの立ち上げに参画。少人数〜数万人規模の組織にて、組織理念のデザインや浸透(自分ごと化)を対話型ワークショップで支援するコンサルティング業務に従事。現在は専任の組織人事として社内の組織開発/人材育成を担当している。