能動性を生み出す「ルール」と「シナリオ」の活用法|CULTIBASE Radio|Facilitation #9
能動性を生み出す「ルール」と「シナリオ」の活用法|CULTIBASE Radio|Facilitation #9
/約14分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio ファシリテーションの9回目では、株式会社MIMIGURIの渡邉貴大と猫田耳子が、「能動性を生み出す「ルール」と「シナリオ」の活用法」をテーマにディスカッションしました。

  • 今回のファシリテーションラジオでは、前回に引き続きファシリテーターである猫田を迎え「当日は、できるだけファシリテーションをしない」というそのスタイルの実践方法について深掘りをしていく。
  • アートやデザインをバックグラウンドにもつ猫田。ワークショップやMTGノプログラム設計のヒントは、美術館やデザインの展示から得ることも多いという。
  • 問いをわかりやすく言葉として提示するよりも、「別の誰かになってみる」「噂話をしてみる」「絵日記を描く」など、モチーフや設定、シナリオを通して視座を変容を図る。
  • シナリオと言っても、セリフが書かれた台本を渡すわけではない。あくまで「あなたはこういう存在になるかもしれない」と確認した上で「なったとしたら?」「〇〇というシチュエーションではどういう言葉を発する?」と、環境設定を提供する。
  • 人は意識的/無意識的に、なんらかのロールを演じながら生きている。それをワークショップ・MTG中で意図的に書き換えるようにプログラムを設計するのが、猫田の手法だ。知らないうちに身につけていたロールを脱ぐことで、参加者は目の前の課題に対して異なる視野・視座を獲得することできるようになる。

出演者

猫田 耳子
猫田 耳子

好きだなあと思うひとたちの叶えたい夢や作りたい未来への力になりたいなと思っています。そんな感じでミミグリにいます。

渡邉 貴大
渡邉 貴大

ファシリテーター

早稲田大学商学部卒業。規模/業態の異なる複数の組織において、人事やコンサルタントとして業務に従事。チェンジ・エージェントとして組織変革のファシリテーションを実践してきた。MIMIGURIでは個人と組織が自らの「story writer」となり、自分や自分たちの物語を紡ぐ機会を演出する組織・事業開発、イノベーションプロジェクトのPMとファシリテーションを担当している。