IDEOから学ぶ、強い組織作りの秘訣|CULTIBASE Radio|Management #15
IDEOから学ぶ、強い組織作りの秘訣|CULTIBASE Radio|Management #15
/約16分
Apple PodcastsSpotifyYouTube

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの15回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「IDEOから学ぶ、強い組織作りの秘訣」をテーマにディスカッションしました。

  • 先日、CULTIBASEにて連載が始まった「クリエイティブ組織の要諦」は、新しいものを生み出す組織が、どのような組織デザイン・設計をしているのかを探っていく企画である。第1回では、IDEO Tokyo代表のダヴィデ・アニェッリさん、タレント・リードの杉浦絵里さんにインタビューさせていただいた。
  • IDEO Tokyoは、主に「デザイン思考」のトピックで知られているが、実は、700人程度の社員がいるグローバルデザインカンパニーという一面も持っている。そんなIDEO Tokyoに「どのような組織デザインがあれば、この規模で、かつ国際的に社員が輝ける会社を作れるのだろうか?」という問いをぶつけてみた。
  • 今日は、インタビュアーを務めたミナベから、印象に残ったポイントをご紹介したい。
  • 「圧倒的にすごいな」と感じられたのが、1つの組織文化にコミットして作り上げてきた年月である。IDEOには7つのコア・バリュー(大切にしている価値観)があるが、それを十数年間変えることなく追求し続け、かつ練り上げている。
  • そして、それを可能にしているのが、経営者のリーダーシップと徹底された対話的な組織開発である。
  • 現場でボトムアップ的に実践を積み重ねながら、そこで生まれた成功体験について「これはどうしてできたのだろう?」と言語化し、そうして固まったものを経営者がリーダーシップをもって「これが、我々にとっての武器だね」と表明し、企業のValueをアップデートしていく。こういう対話的なプロセスを十数年間やり続けてきたのだ。
  • そのためか、IDEOの社員の方々からはIDEOへの愛と自信がヒシヒシと感じられたことも、印象深かった点の1つ。
  • 多国籍な集団であるという環境においては「相手と自分は違う」ということが当たり前であるし、その違いを見出すことが重要になる。だからこそ、IDEOでは対話プログラムを育成研修の要にしており、社員全員、ファシリテーション能力が高かった。
  • また、社員のみなさんが「ものづくり、すごい楽しいじゃん!クライアントに、その楽しさを知って欲しい、伝播して欲しいんだよね」と言っていたことも印象に残っている。心の底からデザインやものづくりが好きなのだろうと感じ、感動した。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学第一文学部 ロシア語ロシア文化専修卒。広告ディレクター&デザイナー、家電メーカーPM&GUIデザイナーを経て、デザインファーム株式会社DONGURIを創業。その後に株式会社ミミクリデザインと経営統合し、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOに就任。デザインキャリアを土台にしながら、組織/経営コンサルティング領域を専門とし、主にTech系メガ/ミドルベンチャーの構造設計・制度開発を手がける。特に人数規模500名超えのフェーズにおける、経営執行分離・マトリックス型の構造設計と、それらを駆動させるHR制度運用を用いた、経営アジリティを高める方法論が得意。

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 特任助教

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』、『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』、『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』などがある。

https://twitter.com/YukiAnzai

http://yukianzai.com/

組織をつくる

#デザイン組織
#対話
#組織デザイン
ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹