現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは?

2022.05.24/95

4月23日に配信したCULTIBASE Radio SPECIAL LIVEマネジメントの教科書を書き換えるにて、ミドルマネジメント向けの出版企画を進めていることに触れました。当日、「配信前日にモデル図がアップデートされたばかり」と安斎も話していましたが、日々知を更新していっています。

これまでCULTIBASEでも幾度となく触れてきているように、マネジメントは激しく変化する環境に適応するためにパラダイムシフトが求められています。トップダウン一辺倒の「ファクトリー型」から半ボトムアップ式の「ワークショップ型」組織への切り替え、事業多角化による「両利きの経営」を推進していくにあたり、ミドルマネージャーは大きな役割を果たします。

その一方で、「ミドルマネジメント」についてまとめている書籍は少なく、ミドルマネジメントを担う人々を悩ませてきました。「マネジメントの教科書を書き換える」は、現代組織におけるマネジメントをアップデートしながら、これまで不足していたミドルマネジメント向けの知識を体系化する試みでもあります。

現代組織におけるマネジメントの役割とは「矛盾の解きほぐし」であるというミナベ。当日は、作成中のモデル図について初のお披露目となります。ぜひ、マネジメントの役割を捉え直していくプロセスにご参加ください。

登壇者

◎講師(収録出演)

ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)
早稲田大学第一文学部 ロシア語ロシア文化専修卒。広告ディレクター&デザイナー、家電メーカーPM&GUIデザイナーを経て、デザインファーム株式会社DONGURIを創業。その後に株式会社ミミクリデザインと経営統合し、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOに就任。デザインキャリアを土台にしながら、組織/経営コンサルティング領域を専門とし、主にTech系メガ/ミドルベンチャーの構造設計・制度開発を手がける。特に人数規模500名超えのフェーズにおける、経営執行分離・マトリックス型の構造設計と、それらを駆動させるHR制度運用を用いた、経営アジリティを高める方法論が得意。

◎モデレーター(収録出演)

モリジュンヤ(株式会社inquire CEO)
横浜国立大学経済学部卒。ウェブマガジン編集部を経て、2011年からフリーランスとして活動。2015年にインクワイアを設立。デジタル領域を中心にさまざまなメディアブランドの開発・運用を支援するほか、事業、組織、プロジェクト、ナレッジなどの編集を手がける。『CULTIBASE』には立ち上げから編集パートナーとして伴走。

◎進行
田幡祐斤(株式会社MIMIGURI ラーニングデザイナー)
東京農工大学農学部卒業。東京都出身。アパレル企業での販売・スタイリストを経験後、マネジメントに関心を持ち人材開発コンサルティング会社に入社。組織のありたい姿を描く段階から、人材開発施策の企画・実施まで一貫した支援を行う。また、学校における環境教育の導入や各種団体におけるSDGsと事業の統合などをサポートする非営利団体の理事も務める。「自然と偶然を祝福する」がモットー。MIMIGURIでは、人材開発・組織開発の観点を組み込んだ商品開発プロジェクト等のディレクションやファシリテーションを担当している。

吉野拓人(株式会社MIMIGURI ブランドデザイナー)
シャープ株式会社で3Dディスプレイ開発に約5年携わったのち、デザイナーへ転身。企業やプロダクトのCI・VI / Web / パッケージ などのデザインを行う。現在はチームリーダーを務めながら、「感情を動かすモノづくり」を目標に「モノ起点」のブランディングに重きを置いている。

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