ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』

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ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』

2023.08.01/82

今、社会が大きく変化している中で、企業経営や組織のあり方は大きく変化しています。

しかし、マネジメントや組織づくりは旧来的なものから脱することができず、本来の目的である持続的な事業成果やイノベーションに繋げきれていないのが現状です。

旧来的な組織づくりと現代(新時代)の組織づくりは何が異なるのでしょうか。どのような手順とアプローチを用いれば、旧来型の硬直化した組織を変革し持続的に発展する組織づくりができるのでしょうか。

2023年6月27日に開催した講座『新時代の組織づくり』では、こうした問いを発端として、安斎勇樹(株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO)が新たな組織づくりの考え方と、その実現に向けたモデルを解説しました。当日視聴・アーカイブ合わせて2,670人以上の方にご視聴いただき、1,000人以上からのご回答をいただいたアンケートでは、総合満足度98%と大変ご好評をいただきました。

大好評につき、今回CULTIBASE Lab限定でアーカイブ動画の配信を継続いたしますCULTIBASE Labにまだご入会いただいていない方も、会員登録いただくことでご覧いただけます。ぜひこの機会にご視聴ください。

チャプター

00:11 イントロダクション(自己紹介/本日のアジェンダ)
04:21 思想編(1):経営に求められる「軍事的世界観」からの脱却
14:41 思想編(2):企業の発達段階から考える「組織文化」の転換論
19:55 思想編(3):冒険的世界観を実現する「探究」の基本思想
23:54 理論編(1):冒険型の組織づくりに不可欠な「整合」の理論
33:17 理論編(2):冒険型の組織の原動力となる「自己実現」とは何か?
38:57 理論編(3):新時代の整合性モデル
52:40実践編(1):経営陣を含めた全員が自己実現を諦めない
58:42 実践編(2):組織アイデンティティを軸に変革する
01:08:01 実践編(3):全社総会のデザインに工夫をこらす
01:14:02 実践編(4):「ハレの場」の力で内的動機のリハビリを図る
01:18:22 実践編(5):「理念浸透」はスコープ定義が鍵
01:20:27 クロージング(MIMIGURIの提供サービス/資料配布・アンケートのお知らせ)

「新時代の組織づくり」とは何か?

  • 人間と社会の価値観が大きく変化する昨今、企業経営や組織マネジメントのあり方にも変革が求められています。安斎は本セミナー「新時代の組織づくり」の思想編において、現在主流となっている経営学・組織論が、旧来の「軍事」由来のものに偏ったものから、アップデートしきれてないことに対して、疑問を投げかけます。
  • 例えば、個人のキャリア観について。これまでは「会社」を中心にキャリアを形成する考え方が当たり前とされてきました。しかし、現代においては個人としてどう生きるかを重視した、「人生」中心のキャリア観に関心を寄せる人が増えてきています。その他にも「事業」や「チーム」、そして「組織」など、様々な観点において、個人の自己実現や豊かな人生の形成を重んじるムーブメントが起こり始めています。しかし、これらはあくまで「各論」の域を出ず、組織全体を通じてそれらを支える総合的な見取り図は、未だ確立されていません。
  • 安斎は、個人の自己実現も包含した新たな組織のあり方として、旧来の「軍事的世界観」から、「冒険的世界観」へとアップデートする必要があるのではないかと語ります。もちろん、これまで発展してきた軍事的な方法論の中にも、未だ有用なものは数多く存在します。そのため重要なのは、それらの方法論をこれまでのように「戦いに勝つ」ために用いるのではなく、「新たな価値を組織や個人が冒険的に探究すること」に活用することです。
  • 組織としての「社会的な価値の探究」と、「冒険をともにする個々のメンバーの自己実現」の両立する共同体を、組織の中でいかにつくるか。こうした旧来の軍事的世界観による組織では困難とされていた命題に対して、「理論」と「実践」を包含した羅針盤を提供することが、本セミナー「新時代の組織づくり」における根本的な主旨であり、思想です。この思想に続く具体的な「理論」や「実践」については、本セミナーの中盤以降で語られています。ぜひご覧ください。

登壇者

講師:
安斎勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO。
東京大学大学院情報学環 特任助教。

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。組織マネジメントを専門とするウェブメディア「CULTIBASE」編集長。
主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション(HRアワード2021最優秀賞)』『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』『パラドックス思考』『リサーチ・ドリブン・イノベーション』『ワークショップデザイン論』など。

アシスタント:

東南 裕美(株式会社MIMIGURI リサーチャー)

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。MIMIGURIでは、研究機関部門の一員として、組織開発に関する基礎研究とコンテンツ開発を行う。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。

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