問いの因数分解:ミクロな問いのデザイン

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約16分

今回は、安斎が執筆したnote記事『続・問いの因数分解|問いの探索先のバリエーションと制約の効用』を元に、ミクロな問いのデザインについて解説しました。ミクロな観点で「問いのデザイン」を捉えると、探索の対象と範囲を決定する行為として定義づけることができます。

■チャプター
00:12 「問いの5つの基本性質 問いの因数分解(前編)」おさらい
01:06 「あなたが優れたファシリテーターになる為に、これから5年間毎朝すべき事は何か?その結果どんな未来を作りたい?」-要素が盛り込まれすぎた問いを因数分解する
05:12 問いには探索先がある
05:44 「高齢者のための朝食のメニューとは?」-自分で問いを立て直す必要がある問い
08:12 「高齢者の健康を支える朝食のメニューとは?」-未定義の言葉が含まれる問い
11:07 「朝ごはんについて自由闊達に議論してください」-探索先が定義されていない問い
13:32 「朝食をより楽しむためには?」をアレンジして探索の範囲を刺激する
15:10 ミクロな問いのデザイン:探索の対象と範囲を行き来し、文言を整える

出演者

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

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