「そこにあること」から始まるデザイン
約65分
ゲストに専修大学教授の上平崇仁さんをお招きし、「そこにあること」という切り口から「デザイン」をどのように捉えられるのか、お話をお伺いしていきました。
デザインを人が何かをつくり出す行為とだけ捉えるのではなく、つくられたものごとによって人の行為やその人が何者であるかが決められていく。
ある意味で、わたしたちが逆に「デザイン」されていくと捉える考え方に触れながら、「デザイン」という行為について探究的な対話を広げていきます。
■チャプター
00:12 「おいてみること」から始めるデザイン
18:42 「そこにあること」から始まるデザインとは?
35:17「耕す」とはどういうことか?
出演者
![瀧 知惠美](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2Fd3ec09e4e055451dd9531f692f949607e22da129-320x320.jpg&w=640&q=75)
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。東京藝術大学デザイン科修士課程修了。多摩美術大学、東海大学非常勤講師。ヤフー株式会社にて複数サービスのUXデザインを担当した後、UXの社内普及のためワークショップ型の研修やUX導入から組織浸透までの実務支援を主導。UX実践を成果へ結びつけるため、チームづくりのためのふり返りの対話の場づくりの実践および研究を行う。MIMIGURIでは、UXデザイン・サービスデザインをはじめとする事業開発を中心に担当。よりよいユーザー体験につながるモノ・コトを生み出すために、つくり手の体験も重要と考え、事業開発と組織開発の組み合わせ方を実践と研究の両軸を重視しながら探究している。
![小田 裕和](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2F36befc7aca3c34619676cb64ba84005486a6f5c3-320x320.jpg&w=640&q=75)
千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。
![上平 崇仁](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2Fc7a55958cb57939c69ee0a3ade7aa1891e29f961-600x600.jpg&w=1200&q=75)
専修⼤学ネットワーク情報学部教授。大阪大学エスノグラフィーラボ招聘研究員。グラフィックデザイナーを経て、2000年から情報デザインの教育・研究に従事。近年は社会性への視点を強め、デザイナーだけでは⼿に負えない複雑な問題や厄介な問題に対して、⼈々の相互作⽤を活かして⽴ち向かっていくためのCoDesign(協働のデザイン)の仕組みや理論について探求している。15-16年にはコペンハーゲンIT⼤学客員研究員として、北欧の参加型デザインの調査研究に従事。単著に『コ・デザイン― デザインすることをみんなの手に』がある。