ワークショップの思想と技

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約36分

今回の動画では、日本のワークショップ実践者のパイオニアである中野民夫さんをゲストにお招きし、実践知についてお伺いしました。中野先生は、2001年に『ワークショップ 新しい学びと創造の場』を出版し、ワークショップという方法が普及するきっかけを生み出しました。日本でいち早く組織開発・人材育成等のワークショップを多数実践され、現在は東京工業大学の教授として、リベラルアーツ教育にご尽力されています。

前編となる今回は、中野さんの現在の場づくりの取り組み、ワークショップ実践者としての信念・思想、熟練の技についてお伺いしました。

■チャプター
00:46 中野民夫さんの自己紹介
03:22 東京工業大学のリベラルアーツ教育への参画
09:52 場づくりの細部にこそ意図を込める
14:26 触発された体験のない人がワークショップをすることは難しい
16:35 参加したくない人への場づくりの方法
19:26 Workshop Spiritで見えた技
20:44 感性を広げることの大切さ
23:23 博報堂から大学院へ 組織開発を学ぶ
25:23 やさしい革命とワークショップ
31:30 これから起こしていきたい革命

■参考
東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院
educ.titech.ac.jp/ila/

Workshop Spirit- “ワークショップの魂”を探る(中野民夫さん講師)
mimicrydesign-wss.studio.design/

『えんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変える』
amazon.co.jp/dp/4840307148

出演者

和泉 裕之
和泉 裕之

日本赤十字看護大学卒業。在学時から「対話(dialogue)」という物事への意味付けに着目したコミュニケーション手法に関心を持ち、ワールドカフェやOSTなどの対話の場作りを多数実践。卒業後はフリーランスファシリテーターとして4年間の武者修行を経験した後、株式会社ミミクリデザインの立ち上げに参画。少人数〜数万人規模の組織にて、組織理念のデザインや浸透(自分ごと化)を対話型ワークショップで支援するコンサルティング業務に従事。現在は専任の組織人事として社内の組織開発/人材育成を担当している。

中野 民夫
中野 民夫

東京工業大学 リーダーシップ教育院・リベラルアーツ研究教育院教授