メンバーの主体性発揮や働きがい向上をマネジメントするには?:ジョブ・クラフティング研究からヒントを探る

2021.09.27/92

■イベント概要
2001年にエイミー・レズネスキーとジェーン E. ダットンによって提唱された「ジョブ・クラフティング」という概念が広まりつつあります。

ジョブ・クラフティングとは、「個人が自らの仕事とタスク境界もしくは関係的境界においてなす物理的・認知的変化」(Wrzesniewski & Dutton, 2001)などと定義され、端的に言えば、働き手が能動的に自分の仕事を意義深いものに変えていくことを指します。

仕事にやりがいを見出す概念として注目を浴びているジョブ・クラフティングですが、他方で取り入れる上での注意点や、キャリアステージに応じた取り入れ方の必要性も指摘されています。

そこで本イベントは、日本でのジョブ・クラフティング研究の第一人者であり、今秋〜冬に「ジョブ・クラフティング」に関する書籍の出版も予定されている高尾義明先生(東京都立大学大学院 経営学研究科経営学専攻教授)をゲストにお招きし、ジョブ・クラフティング研究の最新知見を伺いながら、「メンバーのポテンシャルを引き出すために、どのようにジョブ・クラフティングのマネジメントをしていけばよいのか」について探究していきます。

部下やチームメンバーのスキル・能力をもっと活かしていきたいと感じているプロジェクトリーダーやマネージャー、ピープルマネジメントを強化していきたいと考えているマネージャーにおすすめのイベントです。ぜひお気軽にご参加ください。

※本イベントは、チャット等でのインタラクションは予定しておりますが、耳だけの参加も可能です。他の受講者に声や顔が見えることはありません。

ゲスト

高尾義明先生
東京都立大学大学院 経営学研究科経営学専攻教授
1967年生まれ、大阪市出身。京都大学教育学部教育社会学科卒業後、大手素材製造業での4年間の勤務を経て,京都大学大学院経済学研究科修士課程・博士課程にて組織論を学ぶ。博士(経済学,京都大学)。九州国際大学経済学部専任講師、流通科学大学情報学部専任講師・助教授を経て、2007年4月から東京都立大学(旧名称:首都大学東京)大学院社会科学研究科経営学専攻准教授。2009年4月より同教授。2017年4月より東京都立大学(旧名称:首都大学東京)大学院経営学研究科経営学専攻教授(組織再編のため、現在に至る)。主著に『はじめての経営組織論』(有斐閣),『経営理念の浸透』(共著,有斐閣)など。

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