文化の呪縛から脱却するには?:”制度と文化”から捉え直す組織論

文化の呪縛から脱却するには?:”制度と文化”から捉え直す組織論

9月19日 火

20:00 - 21:00 / 60分

昨今、多様性の時代を迎えるにあたり、組織の求心力向上などを目的に、「組織文化」に関心を寄せる企業が増えています。しかし、組織文化という”目に見えない力”を主体的に活用することは容易ではありません。

こうした中で、「組織文化」と「制度」の関係性は、経営学・組織論において数十年にわたって研究され続けてたテーマでもあります。「企業文化論」、「組織文化論」、「組織アイデンティティ論」、そして「新制度派組織論」など、時代によって観点を変えながら、その都度理論化が試みられ、議論を積み重ねてきました。

本イベントでは、書籍『制度と文化: 組織を動かす見えない力』(佐藤 郁哉, 山田 真茂留 著)の内容をもとに、先述した4領域の主要理論を概説した上で、組織のメンバーが”目に見えない力”である組織文化に縛られず、主体的に活用するための考え方について理解を深めます。

・組織文化を捉える観点とは?
・制度から文化がつくられるプロセスや落とし穴とは?
・文化が組織のメンバーに与える影響とは?

これらの問いについて、視聴者の皆さまと理解を深める場にできたらと考えています。
関心のある方は、ぜひリアルタイムでご参加ください!

参考:佐藤 郁哉,山田 真茂留『制度と文化: 組織を動かす見えない力』2004.日経BPマーケティング

登壇者

東南 裕美(株式会社MIMIGURI リサーチャー)

立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程修了。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程在籍。人と組織の学習・変容に興味を持ち、組織開発が集団の創造性発揮をもたらすプロセスについて研究を行っている。MIMIGURIでは、研究機関部門の一員として、組織開発に関する基礎研究とコンテンツ開発を行う。共著に『M&A後の組織・職場づくり入門:「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』がある。

池田めぐみ(株式会社MIMIGURI Researcher/東京大学社会科学研究所 助教)

東京大学社会科学研究所附属 社会調査・データアーカイブ研究センター 助教。東京大学大学院 学際情報学府博士課程修了後、同大学情報学環 特任研究員を経て、現職。MIMIGURIではリサーチャーとして、組織行動に関わる研究に従事している。研究キーワードは、レジリエンス、ジョブ・クラフティング、チャレンジストレッサーなど。

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