日々の仕事を通して「技」を磨けば、最高の娯楽になる(前編)|CULTIBASE Radio #75

日々の仕事を通して「技」を磨けば、最高の娯楽になる(前編)|CULTIBASE Radio #75

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CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。株式会社MIMIGURIの共同代表、安斎勇樹とミナベトモミが、パーソナリティを務めます。今回のテーマは「仕事娯楽」です。

「日々の仕事を通して『技』を磨けば、最高の娯楽になる」の概要

今回は「仕事娯楽」をテーマに、自身の仕事観を語り合いました。冒頭、ミナベは『バガボンド』の武蔵を例に、他者との競争から離れ、技を磨くことそのものを楽しむ境地について触れ、日々の仕事を通して芸を磨くことが「仕事娯楽」につながるのではと問いかけます。コンサルティングの60分を寿司職人のライブパフォーマンスに例え、事前の仕込みや場の設計を徹底することで顧客に感動を届けつつ、自分自身もその技の探求を楽しんでいると語りました。

安斎は自身の著書『問いの作法』の改訂作業を通じて、過去の自分の不安から来る冗長な表現を削ぎ落とし、必要最小限の言葉で本質を伝える「引き算の技」を磨いていると振り返ります。これは単なる修正ではなく、思想をどう伝えるかという影響力の探求でもあり、40代に入った今は論理や証拠を積み重ねるよりも、メッセージの純度や空気感で伝える技術を重視するようになったといいます。さらに講演活動でも、過去のスライドを「秘伝のタレ」として整理し、最適な素材を素早く抜き出す仕組みを構築することで、効率と質を両立させる工夫を楽しんでいると紹介しました。

こうした取り組みは成果や評価のためだけではなく、技を磨く過程そのものが純粋に面白く、まるで趣味や娯楽のような喜びを与えてくれると二人は強調します。最後に、仕事を通じた技の探求はキャリア形成にも重要な考え方であると締めくくられました。

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