マネジメントの教科書の「3ページ目」に書くべきこと|CULTIBASE Radio|Management #18
マネジメントの教科書の「3ページ目」に書くべきこと|CULTIBASE Radio|Management #18
/約12分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの18回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「マネジメントの教科書の「3ページ目」に書くべきこと」をテーマにディスカッションしました。

  • 好評の「マネジメントの教科書の〇〇ページ目に書くべきこと」シリーズ、第三弾。
  • 1ページ目は「自分主語で話そう」ということ、2ページ目は、1ページ目を実行しようとして失敗しがちな点「1人で先走らない」ということを取り上げた。
  • このトップダウンとボトムアップの塩梅は、早い人でも3〜5年かかるほど難しい。これがマネージャーにとっては登竜門になっている。
  • この難問を突破する前は、どちらかというと「プレイングマネージャー」的な関わりをしているのではないだろうか?部下が1人だと、綿密にコミュニケーションできていたのが、人数が増えてくると1人にかけられる時間の量が減ってくる。だからこそ自分が出張らなくても、人を介してマネージメントするという姿勢が求められるようになってくる。
  • フラットを志向しすぎることで、マネージャーが持つべき責任まで渡してしまうと、相手にとって「それは重すぎる」となってしまう。追求すべきは、「階層ごとの責任はロールとして明確にしつつ、文化はフラット」という状態。
  • この責任の範囲について意思決定をすること、がまさに組織デザインであり、マネージャーの仕事。それを自分主語で語り、HOWはみんなで考えるというのが1ページ目から言ってきたことだ。
  • 4ページ目もお楽しみに!(ご感想等、SNSでお待ちしております。)

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹