イノベーションは「枯れた技術」から生まれる|CULTIBASE Radio|Management #17
イノベーションは「枯れた技術」から生まれる|CULTIBASE Radio|Management #17
/約16分
Apple PodcastsSpotifyYouTube

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの17回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「イノベーションは「枯れた技術」から生まれる」をテーマにディスカッションしました。

  • 今回は、任天堂のクリエイティブ魂・イノベーションの源泉を探りたい。
  • 任天堂の考え方の1つに「枯れた技術の水平思考」というものがある。枯れた技術というのは、古い技術というわけではなく、「既にメリットもデメリットも明らかになっているような技術」という意味。
  • 例えば、ゲームウォッチがシャープの電卓の液晶技術を横展開させてゲーム化したものであるように、これは既存の技術を組み合わせながらイノベーションを起こそう、という考え方である。
  • ここで考えたいのが、「枯れた技術の水平思考」はゲーム以外にも、イノベーションが生まれる状況一般に当てはまるものなのではないか、ということである。
  • 新しい意味を生み出すためには、解釈の転換が必要になる。そのHOWとして、「枯れた技術の水平思考」が相性が良いのだろう。
  • ミミクリデザインが大切にし、「ミミクリ」という言葉自体が意味する「既にあるものを、別の見方で捉えてみる」という行動は、根源的に遊びである。
  • ファシリテーターは、遊びのプロフェッショナルである必要がある。「この指とまれ」的な感覚でファシリテーションをしているときが、ファシリテーターが一番うまくいくという感覚があるが、それと同様に、任天堂の人たちは、きっと遊ぶように提案を作っているのではないだろうか?

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

事業をつくる

#イノベーション
ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹