企業理念はどのような構造で表現すべきか?|CULTIBASE Radio|Management #31
企業理念はどのような構造で表現すべきか?|CULTIBASE Radio|Management #31
/約13分
Apple PodcastsSpotifyYouTube

CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの31回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「企業理念はどのような構造で表現すべきか?」をテーマにディスカッションしました。

※今回は、先日YouTube LIVEにて公開収録したものを、トピックごとに編集してお届けします。

  • ひと口に「企業理念」と言っても、その順番や内容、表現形式は企業によって様々。そんなこともあってか、いざ理念を作らなければいけない段階になると「そもそも、ミッション・ビジョン・バリューって何だっけ?」となる。
  • 実は、企業理念については先行研究がたくさんある。例えば、階層構造の観点では、①一層(理念一言で終わり)パターン、②二層(価値観+行動指針)、③三層(理念+社是+行動指針)などがあるとされている。
  • 一方で、「なんのために企業理念を作るのか」という点についてはバリエーションはほとんどない。対社内・対社外という2つの観点があり、各企業の状態に合わせてそれぞれの目的を設定する。
  • 企業理念づくりは、「みんながやっているからやる」というものではない。自分の組織の現状と未来を見極め、「たくさんの言語化すべきもののうち、なにをいつ言語化するか」ということこそが考えられるべきなのだ。

出演者

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹
ミナベ トモミ
ミナベ トモミ