厄介なマネジメント課題の突破口 「パラドックス思考」とは何か?

2022.12.14/98

現代社会は、すぐに答えをだすことが難しい厄介な問題に溢れています。
・マネージャーとして部下のパフォーマンスを管理しながら、個人として目標を達成しなければならない
・会社として新しい事業に挑戦したいが、致命的な失敗は避けねばならない
・個々人の自由で柔軟な働き方を尊重したいが、チームとしての一体感は醸成したい
など。

こうした厄介な問題に向き合うには、問題の背後にある「パラドックス(矛盾)」に着目し、矛盾に満ちたややこしい問題と付き合っていく姿勢を持つ必要があります。

海外では「パラドックス(矛盾)」に注目が集まっている他、CULTIBASEでもかねてより本キーワードに着目しており、2022年3月には「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」と題するイベントも開催しました。

このイベントから約10ヶ月、今回のイベントの登壇者である安斎勇樹と舘野泰一は、「パラドックス」についての研究を進め、矛盾に向き合うために必要な「パラドックス思考」の知見の体系化を進めてきました。
来年には「パラドックス思考」をテーマとした新著の出版も予定しています。

本イベントでは、新刊の内容を一足早く公開します。
厄介な問題の解決に頭を悩ませていらっしゃる方、昨今海外で注目される「パラドックス」に興味のある方、新刊の内容が気になる方など、ぜひお気軽にご参加ください!

※本イベントの参加にあたって、「組織の『矛盾』を手懐けるリーダーシップの最新知見」は必須ではありませんが、より一層本イベントを楽しみたいと思われる方は、アーカイブもあわせてご覧いただくことをお勧めします!

 

登壇者

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

舘野 泰一(立教大学経営学部准教授/株式会社MIMIGURI Researcher)

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

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