イノベーションは「学習」から生まれる:自社の本質的な強みを磨く、メビウス・モデルとは?

2023.03.15/95

3月11日のイベントは、ゲストに『学習優位の経営』『パーパス経営』『CSV経営戦略』など多数の著書を持つ、名和高司さん(京都先端科学大学大学院教授/一橋大学ビジネススクール客員教授)をお迎えし、組織の「学習」から生まれるイノベーションについて考えます。

名和さんは『学習優位の経営』の中で、自社のDNA・強みを読み解き、磨くことで戦略に活かす、学習型の戦略論を提唱されています。今回は「メビウス・モデル」について、有名企業の戦略に当てはめた例を用いながら解説いただき、学習優位の戦略論について学びます。

メビウス・モデルでは、組織DNAの読み解きが非常に重要です。自社の強みを「静的DNA」と「動的DNA」として捉え、この2つを両立することが大切なのだといいます。

本イベントでは、メビウス・モデルの解説のみならず、実践にあたり直面しやすい課題や、学習優位な組織に必要な要素など、実践に向けた課題についても考えます。

自社の強みを磨き上げることや、その強みを生かした事業づくり、戦略づくりに関心のある方、イノベーション論に興味がある方におすすめのイベントです。ぜひご参加ください。

ゲスト(収録出演)

名和 高司(京都先端科学大学大学院教授/一橋大学ビジネススクール客員教授)

東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。三菱商事の機械(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務。 2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。
2010年6月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授に就任。2022年4月より、京都先端科学大学国際学術研究院教授に就任。

 

当日モデレーター

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー)

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

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