組織の硬直化を防ぐ、新たなルールデザイン論

2023.06.23/69

「公開出版会議」では、安斎勇樹(株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO)をはじめ、MIMIGURIのメンバーが現在構想中の書籍を題材に、最新の知見をいち早くお届けします。

主な内容は、出版に向けた企画会議の様子や、仮説モデルの提案、注目すべき新トピック、先行研究のレビューなど。CULTIBASE Labの会員の皆さまと一緒に、本の構成や基軸となる理論を練り上げていきます。

今回は、安斎勇樹が現在執筆中の「ルールのデザイン」をテーマとした書籍を扱います。

組織や社会など、集団での共同活動を営むなかでは、さまざまな問題が発生します。また、それらの問題に対処し、秩序をもたらすための手段として、人々は数多の「ルール」を活用しています。しかしながら、変化の激しい「不確実性の時代」を迎えるにあたり、こうしたルールが”とらわれ”となり、組織に停滞を招いてしまうことも少なくありません。

他方で、ルールはうまく使えば集団の思考を刺激し、職場の閉塞感を打破する強力なツールとなり得ます。

本イベントでは、講師の安斎がこれからの組織づくりにおける「ルールデザイン」論の重要性や可能性を語ります。

・”組織の硬直化”の要因について理解を深めたい方

・閉塞的な職場の雰囲気を改善するヒントを掴みたい方

・一冊の本ができるまでのプロセスに関わりたい方

などにおすすめのイベントです。

皆さまとともに一冊の本を楽しく創り上げていく場にできたらと考えておりますので、ぜひリアルタイムでご参加ください。

▼「公開出版会議」の前回のアーカイブはこちら

講師

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

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