現代フィードバック論を批評する

2023.05.24/66

「公開出版会議」では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹をはじめ、運営元の株式会社MIMIGURIのメンバーが現在執筆中の書籍を題材に、最新の知見をいち早くお届けします。

主な内容は、出版に向けた企画会議の様子や、仮説モデルの提案、注目すべき新トピック、先行研究のレビューなど。CULTIBASE Labの会員の皆さまと一緒に、本の構成や基軸となる理論を練り上げていきます。

初回となる今回は、安斎勇樹が現在執筆中の「フィードバック」をテーマとした書籍を扱います。

これまでの経営論・人材育成論の多くは、隊を率いて合理的な戦略で敵国から領土を奪い合う「軍事的世界観」に基づくものです。

それゆえ、現場に普及しているフィードバック論は「組織の計画から逸脱した兵士に対して、耳の痛い通告をすることで、行動を修正する」ことを前提にしています。

本イベントでは、講師の安斎勇樹がそれらを批判的に検討し、人と組織の創造性を重視した新たなフィードバック観を提案します。

  • 多様な専門性を活かした部下育成の考え方に触れたい方
  • 創造的な組織・チームづくりの基盤となるコミュニケーションの方法を学びたい方
  • 一冊の本ができるまでのプロセスに関わりたい方

などにおすすめのイベントです。ぜひリアルタイムでご参加ください。

講師

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

パッケージ

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