多角化戦略で人が育つ?!マネーフォワードCDOが語る組織づくりの最前線

2023.11.28/68

不確実性の時代」の中でも大きな成果を出し、価値を社会に届け続けられる企業は、どのような組織づくりを実践しているのでしょうか。

本番組「組織づくりCASE FILE」では、大きな変化の波に直面した企業による組織変革プロジェクトを題材に、現代に求められる組織づくりの知見をお届けします。

組織変革プロジェクトのキーパーソンを毎回ゲストにお迎え。プロジェクトパートナーを務めたMIMIGURIのメンバーとともに、そのプロセスやターニングポイントを語り合います。番組後半では、語られた内容をもとに、MIMIGURIが提唱する新時代の組織づくりの羅針盤「Creative Clutivation Model(CCM)」を用いて、VUCA時代の荒波を乗りこなす組織のあり方を探究します。

初回となる今回のゲストは、株式会社マネーフォワードCDO・伊藤セルジオ大輔さん。マネーフォワードは、2012年に創業、2017年には国内初のFintech企業として上場するなど、約10年で飛躍的な成長を遂げています。また、BtoCとBtoBにまたがるサービスを続々とリリースし、その事業数は2023年現在、50以上にものぼります。

しかしながら、急速な成長や多角化によって、組織に新たな悩みの種がもたらされることもあります。たとえば、

・事業規模が拡大するスピードにメンバーの成長が追いつかない。
・急速な人材の増加と多様化によって、既存の能力定義や評価制度が合わなくなってしまう。
・事業多角化により経営人材も多様化。経営チーム全体をまとめ上げることが困難に。

など。今回はこれらの課題に直面したマネーフォワード デザイン組織の組織変革プロジェクトについて、コンサルタントとしてプロジェクトに伴走したミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)とともに、変化に強い組織づくりの実践知に迫ります。

出演者

ゲスト

伊藤セルジオ大輔さん
株式会社マネーフォワード グループ執行役員 CDO(Chief Design Officer)

2003年にフリービット株式会社に入社し、CEO室にて広報、ブランディング、事業戦略などを担当。2006年に同社を退社し渡米。ニューヨークにてアートを学び、フリーランスデザイナーとなる。2010年に帰国し、デザイン事務所である株式会社アンの代表を務める。2013年度グッドデザイン賞受賞。2019年からは、株式会社マネーフォワードのデザイン戦略グループのリーダーを務める。2020年、同社CDOに就任。

番組MC

原 申
株式会社MIMIGURI 執行役員COO

2005年マクロミル入社。 営業から営業企画、営業部長、人事責任者、PMI、管理本部長、新規事業開発室長など複数の部門を統括。 2014年よりグループ執行役員、ニューロマーケティングのCentan代表取締役副社長に就任。 2019年9月に退任し、製造業の受発注プラットフォームを展開するスタートアップCADDiにジョイン。ビジネスオペレーションリード、営業企画の立ち上げ等を経て、2021年よりHead of HR。その後2年弱で約80名の組織を650名規模まで拡大させ事業のブリッツスケーリングを実現。2023年4月より現職。

聞き手(プロジェクト伴走者)

ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)

早稲田大学第一文学部 ロシア語ロシア文化専修卒。広告ディレクター&デザイナー、家電メーカーPM&GUIデザイナーを経て、デザインファーム株式会社DONGURIを創業。その後に株式会社ミミクリデザインと経営統合し、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOに就任。デザインキャリアを土台にしながら、組織/経営コンサルティング領域を専門とし、主にTech系メガ/ミドルベンチャーの構造設計・制度開発を手がける。特に人数規模500名超えのフェーズにおける、経営執行分離・マトリックス型の構造設計と、それらを駆動させるHR制度運用を用いた、経営アジリティを高める方法論が得意。

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