デザインを組織に根付かせる:“良さの探究“を営むためのプロセス・モデルとは?

デザインを組織に根付かせる:“良さの探究“を営むためのプロセス・モデルとは?

11月26日 土

10:00 - 11:30 / 90分

「チームがもっと良いアイデアを出せるようになってほしい」
「顧客目線を獲得しなければだめだ」
「イノベーティブな新規事業を考えなければならない」

新たな市場を開拓するために。急速に変化する時代に対応するために。試行錯誤を続けながら、このような”ぼやき”を聞くことが少なくありません。

また、そのための手法として大きなムーブメントを起こしたのが「デザイン思考」です。いまや多くに人に知られる概念となったデザイン思考ですが、しかし、方法論として導入してみたものの、なかなか思うような成果を出せなかったという組織も多く、現在ではそのムーブメントもある程度落ち着いてきているように感じられます。

本イベントでは、デザイン思考が元来目指していた「組織にデザインを根付かせる」ことについて、”デザイン思考ブーム”時に不足していた「スキルやマインドセットの醸成」という観点から探究します。

講師を務める小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインリサーチャー)は、デザイン思考について、「良さに関する学びを積み重ねる営み」だと述べます。そうした営みがどのようなプロセスのもと行なわれるのか、デザイン思考の思想を踏まえた新たなモデル図とともに、解説します。

デザイン思考やデザイン教育に関心のある方はもちろん、新規事業開発に関心のある方、組織の学習論に興味のある方、組織の発想力を底上げするために何ができるのか考えたい方など、幅広い方にとって学びある時間をお届けします。ぜひご参加ください。

今回のイベントの下地となる記事が、小田のnoteアカウントにて公開中です。本イベントの内容をより深く味わいたい方は、ぜひイベントの前後で合わせてご覧ください。

▼デザイン思考に取り組むために、耕すべきもの ~ プロセスから組織土壌やマインドセットへ
https://note.com/hirokazu_oda/n/n181f9894dce4

登壇者

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー)

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

栄前田勝太郎(株式会社MIMIGURI サービスデザイナー)

大学で演劇を学び、映像制作会社/Web制作会社でクリエイティブディレクターとして従事した後に独立、法人化。新規事業開発や業務改善支援を業務としつつ、様々なコミュニティづくりにも関わる。2020年より株式会社ゆめみ、2021年より株式会社MIMIGURIに所属し、新規事業開発支援、組織開発・組織学習、コーポレートブランディングの領域に従事。MIMIGURIではCULTIBASE事業に携わる。行動指針は「人と組織の可能性を信じる」「生活の中のデザインの実践」。

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