マネージャーを悩ませる“1on1のとらわれ“を捨てる|CULTIBASE Radio|Management #119
マネージャーを悩ませる“1on1のとらわれ“を捨てる|CULTIBASE Radio|Management #119
/約18分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの119回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「マネージャーを悩ませる“1on1のとらわれ“を捨てる」というテーマでディスカッションしました。

「マネージャーを悩ませる“1on1のとらわれ“を捨てる」の概要

  • 経営の多角化、組織学習のコツなど、直近は硬めのテーマが続いたため今回は少しソフトに1on1に関するとらわれについてディスカッションがなされた。
  • まずミナベから1on1や定例ミーティングを行う際「いかに良いフィードバックをできるか」ということにとらわれすぎているのではないかと問題提起した。
  • 実際、職場での関係性の多くは限られた時間に成果を出すことが求められる。例えばセールスパーソンだったら、60分の商談で信頼関係を築けるようにまずはアイスブレイクや雑談から入り打ち解けてからヒアリングや課題抽出することで商品をより売りやすくする、というような商談のフォーマットがある。
  • しかし限られた短い時間で人間と人間の関係性を構築しようとするとギスギスしたり堅苦しくなってしまうことがある。中長期レンジで持続的な関係性を保つには、対話的な関係性であることがとても重要ではないかとミナベは問いかけた。
  • この問いかけに対し、安斎は生命のバイオリズムを例にとり、傷がかさぶたを経て治癒するように人は一定のリズムで変化していく。チームや組織においても同様に、すぐかさぶたを剥がしたりするような近視眼的対処をするのではなく、長期的な関係構築に広げていくことが大事だと語った。
  • また、マネージャーはこうあるべき、1on1はこうすべきとの知見が蓄積・共有されたが故に”正解”に対するとらわれができてしまうのではないかと安斎は指摘する。一定の型があるタイプのコミュニケーションは心理学的な合理性があったとしても、やみくもに追従してしまうと不自然なミラーリングになってしまったり却って心理的安全性が損なわれたりといったパラドキシカルな事態が生じることもあったと振り返る。
  • 近視眼的な成果を出さねば、型通りにやらねばというとらわれから脱して、組織とチームと個人のバイオリズムのなかで型を適度に守りながら型から自由になるのが理想だと結論づけた。

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出演者

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

スキルの探究

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安斎 勇樹
安斎 勇樹