ミーティング・マネジメントの作法:問いかけ、立て直し、語りかける

2022.05.17/94

【お知らせ】読者が選ぶビジネス書グランプリ2023に、書籍『問いかけの作法』がノミネートされました!皆様の投票によってグランプリが決定します。ぜひ6ページ目の「ビジネス実務部門」の右下から、ご投票いただけると嬉しいです!
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これまでの組織論では、このような”工場的”な考え方が主流とされてきました。もちろんその考え方も間違いではありません。他方で「不確実性の時代」とも呼ばれる昨今、組織を一つの事業や方向性に最適化させることのリスクも指摘されています。

そのような「不確実性」に対処するため、ある程度成長した企業の多くが「事業の多角化」に乗り出すとともに、個やチームに自律的な探索を求め始めます。しかし、それまでの工場的な仕事観が根強く浸透した組織であればあるほど、その切り替えは困難です。

個やチームが主体的に自身の探索を進め、それが組織の創造性へと繋がるような組織は、どのように作られるのでしょうか。その解決の糸口として、CULTIBASE編集長・安斎は書籍『問いかけの作法』を通じて、現場でのコミュニケーションを「問いかけ」によって創造的にする「ファシリテーション」の技法を提唱しました。

しかし、現場でのコミュニケーションはなにも「問いかけ」だけではありません。例えばメンバーの現状を立て直し、成長を促す「フィードバック」や、自分主語で語りかけ、意味づけを変える「ストーリーテリング」などにも、創造性の種を育む工夫を施す余地が存在します。

本イベントでは、従来の『問いかけの作法』に加え、フィードバックについての『立て直しの作法』、ストーリーテリングに関する『語りかけの作法』の二種類を包括した、『ミーティング・マネジメントの作法』について初公開の講義をお届けします。

個やチームを直に運営するチームリーダーやミドルマネジャーはもちろんのこと、メンバーのポテンシャルをもっと引き出したい方、ファシリテーションスキルを高めたい方、メンバーの主体性や自律的な働き方の促進に課題を感じている方におすすめです。ぜひお気軽にご参加ください。

登壇者

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)
1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

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