マネージャーが不安を乗り越えるコツ|CULTIBASE Radio|Management #23
マネージャーが不安を乗り越えるコツ|CULTIBASE Radio|Management #23
/約17分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの23回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「マネージャーが不安を乗り越えるコツ」をテーマにディスカッションしました。

  • CULTIBASE Radioは、組織コンサルの専門家であるミナベとファシリテーションの研究者・実践者である安斎が、組織のイノベーションやマネジメントに役立つような最新の知識・実践知をお届けする音声ラジオです。
  • 今日のトピックは、マネージャーの「不安」の乗り越え方。マネージャーになると「自分が責任を持っているのに、コントロールできない」問題が突然起きたりするようになり、精神的な安定が保ちにくくなる。
  • 大切なことは2つ。1つは「マネージャーも人間だから、いい精神状態じゃないとパフォーマンスが高まらない」という認識を持つこと。もう1つは、不安でもメンバーと接するときは平穏なマインドを保つ、ということだ。
  • 不安なままでいると課題で頭がいっぱいになり、段々と“邪推モード”になってしまう。そこで大切なのは「こんなことができると、より良いよなぁ」という価値創出目線に切り替えること。マイナスをゼロにする“モグラ叩き”的な考え方を続けていると、永久に“負”と向き合い続けることになってしまうからだ。
  • また、自身の不安をメタ認知することや、それを相談できるような人間関係が周囲と築けていることも大切。特に、マネージャー同士の横のつながりがあると、悩みをシェアしながらお互いに助け合える良い関係性となる。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/