ワークショップの100年の歴史を学ぶ意義|CULTIBASE Radio|Management #69

ワークショップの100年の歴史を学ぶ意義|CULTIBASE Radio|Management #69

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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの69回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「ワークショップの100年の歴史を学ぶ意義」をテーマにディスカッションしました。

  • 先週、CULTIBASE Labで 『ワークショップデザイン概論』というイベントを実施した安斎(アーカイブ動画は有料会員のみ視聴可能です)。現場に立つ頻度が落ちているため、当初は冷静に語る予定だったが、結果的にはかなり熱が入ってしまい終了時間を延長することにまでなった。
  • 実は、ワークショップには100年の歴史がある。演劇から出発したため、アートの領域で強い系譜があるほか、住民全体が参加できるような手法として街づくりの領域で取り入れられたり、集団治療を目的としたカウンセリングとして使われたり。
  • なかでも、カウンセリングとして使われていたワークショップの文脈を引き継ぐのが企業における対話型組織開発などである。
  • 共通しているのは、ワークショップが「カウンターカルチャー」であるという点だ。一方的なトップダウン方式で実践されてきた領域において、ボトムアップを取り戻すための対抗文化だったのだ。
  • この点は忘れがちで、「ワークショップは議論を整理したり、アイデアを付箋で出したりするための手法」という認識にとどまってしまうことが多い。トップダウンな社会において、1人1人の創造性を取り戻すための思想的な運動として捉えると、組織でワークショップをやる意味も違って見えてくるのではないだろうか?

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