経営リーダーに必要な「抽象化スキル」の鍛え方|CULTIBASE Radio #53

経営リーダーに必要な「抽象化スキル」の鍛え方|CULTIBASE Radio #53

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CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。株式会社MIMIGURIの共同代表、安斎勇樹とミナベトモミが、パーソナリティを務めます。今回のテーマは「抽象化スキル」です。

「経営リーダーに必要な『抽象化スキル』の鍛え方」の概要

今回のテーマは「抽象化思考力の鍛え方」。コンサルタントとして経営層と対話する中で、抽象化思考がいかに重要かを実感していると語ります。経営層の成長支援においても、この力の有無が大きなボトルネックになることが多いとのこと。情報を体系的・網羅的に扱う力はあっても、それを一本の筋の通ったコンセプトにまとめ、伝わるストーリーへと昇華させる抽象化には高い認知負荷がかかります。

また、抽象化思考は一つのスキルではなく、複合的な知的能力の総合格闘技のようなもので、苦手だからと一括りにせず、自身のどの部分に課題があるかを具体的に見極めることが大切だといいます。

具体的には、①数値モデリングが苦手、②相手に合わせた言葉への変換が不十分、③情報収集が偏っている、④心理的バイアスにより特定領域を見ようとしない、といった複数のパターンが存在しています。

最後に、抽象化力が高い人は、他者からのフィードバックを受けながら、長期にわたって試行錯誤を繰り返していることが多いそう。抽象化は「情報の観察・収集→構造化→伝達」というプロセスの中で、どこが詰まりやすいのかを見極めることが、抽象化力の獲得への第一歩とまとめました。

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