安斎勇樹と舘野泰一による最新刊『パラドックス思考:矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』(ダイヤモンド社)が3月1日に発売されます。
CULTIBASEではこれまでも「パラドックス(矛盾)」というテーマについて探究してきました。出版を目前に控えた今回のライブイベントでは、書籍『パラドックス思考』の内容を一足早くご紹介しました。
パラドックス思考とは、不確実な社会において複雑な問題解決・意思決定・創造性を阻む、自分自身の「矛盾した欲求(=感情パラドックス)」を見つけ出し、手懐けるための思考法です。
本イベントでは、パラドックス思考の基本的な内容から、発刊に向けた想い、パラドックス思考の具体的な実践方法についてお話ししました。ビジネスや人生の“無理ゲー“課題に頭を悩ませていらっしゃる方、二者択一の答え(A or B)に陥ることなく「心から納得のいく」解決策を生み出せるようになりたい方、舘野・安斎の新刊に興味があるという方、ぜひアーカイブ動画をご覧ください!
登壇者
舘野 泰一(立教大学経営学部准教授/株式会社MIMIGURI Researcher)

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。
安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。