すべては1人から始まる:私たちの創造的な“らしさ”はどこからやってくるのか?

2023.02.22/103

組織の中で「創造性」というものは、扱いの難しい”諸刃の剣”でもあります。
たしかに、創造的であることの重要さは、昨今のイノベーションが必要とされる窮状を鑑みても、疑う余地はありません。また創造性は、個人が個人らしく、組織が組織らしく考え、行動するために不可欠なものでもあります。

しかし、ただ創造的だからといって、闇雲に秩序や管理からの逸脱を繰り返すばかりでは、組織にとってよりよい成果や文化の創出には繋がらず、”独りよがり”に終わってしまいます。集団での目的達成を前提とする組織活動においては、創造性を秩序や管理と切り離して考えることはできません。

組織という枠組みの中で、個の創造性をいかに捉え、受け入れ、活かすか。こうした問いについて、本イベントでは、「ソース原理」と呼ばれる、個や組織の創造性を捉える新たな”レンズ”を切り口に考えます。

ソース原理は、2022年10月に出版された『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』(原題:Work With Source)の中で提唱されている概念です。同書では人のあらゆる活動においては「特別な役割を担う1人」がいるという考え方に基づき、その「特別な役割を担う1人」による創造活動を集団として育むための考え方が著されています。

ゲストは同書の翻訳監修を務めた山田裕嗣さん(株式会社令三社 代表取締役) 。話題提供ののちトークセッションを通じて上記のテーマに対する理解を深めます。

閉塞感が漂う組織・チームに新たな風を吹き込みたい方。組織の創造性という曖昧な概念に対する理解度を高めたい方。ティール組織や学習する組織など、これまで数多提唱されてきた組織理論との向き合い方について考えたい方などにオススメのイベントです。関心のある方はぜひご参加ください。

ゲスト

山田裕嗣|株式会社令三社 代表取締役/ 『すべては1人から始まる』(英治出版)翻訳監修

人材育成・組織開発のコンサルティング、大手ITベンチャーのHRを経て、2012年よりBtoB SaaSの株式会社サイカの創業に参画、代表取締役COOを務める。2017年に独立し、上場を目指すベンチャー企業の組織戦略の立案・実行、大企業の人材育成や新規事業の立ち上げ等を支援。2021年10月に株式会社令三社を設立、代表取締役に就任。ティール組織・自己組織化などに関する国内外の有識者との議論や、新しい組織運営を目指す企業のサポートを手掛ける。『すべては1人から始まる』(英治出版)を令三社のメンバー3人にて翻訳・監修。

モデレーター

小田裕和|株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

田幡 祐斤(株式会社MIMIGURI Facilitator)

東京農工大学農学部卒業。奈良県立大学地域創造研究センター共同研究員。アパレル企業での販売/店舗マネジメント、研修会社でのコンサルティング/コンテンツ開発などの業務に従事後、2019年に前身であるミミクリデザインに参画。生態学、環境倫理学、文化人類学、教育学、心理学などを基に「人間にとっての自然さ(の回復)」を探究しながら、事業開発や組織開発のプロジェクトのファシリテーション及びその方法論の開発を行っている。元来、人間以外の生物が好き

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