リクルートの「心理学的経営」に学ぶ:個の衝動を活かす組織マネジメントの真髄

2022.07.12/94

CULTIBASEではこれまで、個人の衝動が事業価値に接合した状態を樹木になぞらえた「Creative Cultivation Model(CCM)」を提唱し、組織の創造性を発揮するための理論的基盤としてきました。

しかし個人と組織の創造性のシナジーを生み出すことは、言うは易し。それを実現するためには粘り強い人材開発・組織開発施策の実践と、確固たる経営モデルが必要です。

今回のライブイベントでは、株式会社リクルートの人材・組織開発室の室長を務める堀川拓郎さんをゲストにお招きし、同社が創業以来実践している、個をあるがままに生かす「心理学的経営」の考え方について解説いただきます。

また、リクルートは2021年4月に抜本的な組織再編をし、これまで大切にしてきた価値観である「個の尊重」に加えて、「チーム」レベルの協働・協創が生まれる「CO-EN」構想を掲げ、人材マネジメントを次のレベルに推し進めています。

イベント当日は、同時期からリクルートの人材・組織開発に伴走してきたCULTIBASE編集長の安斎勇樹とのディスカッションを通じて、個とチームを活かした組織マネジメントの真髄に迫っていきます。

ゲスト

堀川拓郎(株式会社リクルート 人材・組織開発室室長 /ヒトラボ ラボ長)

慶應義塾大学環境情報学部卒業後、株式会社リクルートに入社。
住宅領域を中心に営業、事業開発、商品企画、事業推進、人事、経営管理室等を経て現職。内発的動機に基づいたマネジメント、強みの解放と強みを活かし合うマネジメントを日々、実践しながら“心理学的経営”のアップデートを探索しています。

進行

安斎 勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/CULTIBASE編集長)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

パッケージ

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