“弱さ”から世界を変える?「ゆるスポーツ」に学ぶ、矛盾を遊ぶ思考法

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“弱さ”から世界を変える?「ゆるスポーツ」に学ぶ、矛盾を遊ぶ思考法

2023.05.17/104

資本主義社会で暮らす私たちは、日々、さまざまな競争にさらされています。

個人や組織が競争を通じて成功を追求する競争社会は、多くの発展をもたらした一方で、人々を「強者」か「弱者」のどちらかに区分しがちです。「勝ち組・負け組」といった言葉や、身体障害者や精神障害者などの、いわゆる「マイノリティ」に属する人々を「社会的弱者」と表現する場面も、日常的に目にします。

一方で、現代は「多様性の時代」でもあります。さまざまな働き方やライフスタイルの人々が協働する中では、常に完璧な人など存在せず、誰しもが何かしらの弱みや葛藤を抱えています。また、個人・組織・社会のあり方がそれぞれ多様化する中で、何が「強さ」であり、何が「弱さ」なのか、その線引きも価値観の移り変わりとともに徐々に曖昧化しつつあります。

一般的に「弱さ」とされる特徴や属性も、ちょっとした工夫や発想の転換によって、「強み」に変えられるのではないか。

あるいは、「弱さ」を起点に、より多様な価値観をもつ人々がコラボレーションを起こせるような社会(≒世界)になるように働きかけることもできるのではないか。

本イベントではそのような問いを掲げ、書籍『マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう』の著者である澤田智洋さんとの対談を収録形式でお届けします。対談の聞き手は『パラドックス思考』著者・舘野泰一と安斎勇樹が務め、パラドックス思考の”葛藤から生み出される創造性“観点から、澤田さんの「弱さから世界を変える思考法」を深堀りします。当日のモデレーターは、ファシリテーターとして様々な株式会社MIMIGURIの押田一平と猫田耳子が担当します。

自身の「弱み」を改めて見つめ直し、組織や社会に「強み」として還元する発想の仕方を学びたい方、社会を変える創造性の源泉について考えたい方など、幅広い方におすすめのイベントです。ぜひご参加ください。

 

出演者

収録出演

澤田智洋さん(コピーライター/世界ゆるスポーツ協会 代表理事)

1981年生まれ。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後17歳の時に帰国。2004年広告代理店入社。映画「ダークナイト・ライジング」の『伝説が、壮絶に、終わる。』等のコピーを手掛ける。 東京2020パラリンピック閉会式のコンセプト/企画を担当。2015年に誰もが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。 これまで100以上の新しいスポーツを開発し、20万人以上が体験。海外からも注目を集めている。 また、一般社団法人 障害攻略課理事として、ひとりを起点に服を開発する「041 FASHION」、視覚障害者アテンドロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスも多数プロデュースしている。著書に「ホメ出しの技術(宣伝会議)」「マイノリティデザイン(ライツ社)」「ガチガチの世界をゆるめる(百万年書房)」。

舘野泰一(立教大学経営学部准教授/株式会社MIMIGURI リサーチャー)

1983年生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学後、東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、立教大学経営学部助教を経て、現職。博士(学際情報学)。専門はリーダーシップ教育。近著に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『これからのリーダーシップ 基本・最新理論から実践事例まで(共著)』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

当日出演

押田 一平(株式会社MIMIGURI サービスデザイナー)
デザイン会社でブランディング、情報設計、PMなどの業務をディレクターとして経験後、人材企業で転職サービスのUXデザイン/サービスデザインの業務に従事。2022年よりMIMIGURIに参加。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。

猫田耳子(株式会社MIMIGURI ファシリテーター)
好きだなあと思うひとたちの叶えたい夢や作りたい未来への力になりたいなと思っています。そんな感じでミミグリにいます。

 

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