組織学習は“物語の探究”から始まる。変化の鍵は「自己」の捉え直し

組織学習は“物語の探究”から始まる。変化の鍵は「自己」の捉え直し

8月15日 火

19:00

組織で行う学習というと、どのような場面を思い浮かべるでしょうか。

人事部が用意した研修プログラムの受講、マネージャーとしてのスキルアップ、あるいは「部下の行動が変わった場面」を思い出す方もいると思います。

しかし、学習とは本当にそれだけでしょうか?
学習は個人のみならず「組織」で行われることで、社会変化に対応したり、組織としての成長に繋がります。

こうした組織における学習は「組織学習」というキーワードでも研究されています。例えばフーバーの定義によると組織学習とは「情報処理を通じて、学習主体の潜在的な行動の範囲が変化すること」。この定義の中では「組織ルーティンの変化」をもって組織学習が行われたとみなされます。

▼組織学習について知りたい方はこちら

今回は「学習」や「組織学習」をキーワードに、これからの組織に求められる「学習観」を探究していきます。

不確実な社会のなかで、組織も個人も“冒険”できるような学習観とは何でしょうか。
何を大切にしながら、組織学習を進めれば良いでしょうか。

ぜひご自身の組織と照らし合わせて、番組を視聴いただければと思います。

本回は、下記のようなことをお考えの方に、おすすめです。
「私のマネジメントや指導方法は、個人やチームにとって最善なのだろうか」
「組織のメンバー自身に、より主体的に学習してもらうには何が必要だろうか」

8月15日(火)19時ごろから配信予定。ぜひお楽しみに!

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番組「観変え中(かんがえちゅう)」は、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、特定の「○○観」をテーマにし、ビジネス現場の“とらわれ”をリフレームしつつ、新たな価値観を探究する番組です。

▼前回の「観変え中」はこちら

出演者

安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)

早稲田大学第一文学部 ロシア語ロシア文化専修卒。広告ディレクター&デザイナー、家電メーカーPM&GUIデザイナーを経て、デザインファーム株式会社DONGURIを創業。その後に株式会社ミミクリデザインと経営統合し、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOに就任。デザインキャリアを土台にしながら、組織/経営コンサルティング領域を専門とし、主にTech系メガ/ミドルベンチャーの構造設計・制度開発を手がける。特に人数規模500名超えのフェーズにおける、経営執行分離・マトリックス型の構造設計と、それらを駆動させるHR制度運用を用いた、経営アジリティを高める方法論が得意。

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