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CULTIBASE開発の事例から考える、デザインシステムの捉え方|CULTIBASE Radio|Design #7

CULTIBASE開発の事例から考える、デザインシステムの捉え方|CULTIBASE Radio|Design #7

/約20分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio デザインの7回目では、株式会社MIMIGURIの瀧知惠美と吉野拓人、遠藤雅俊が、「CULTIBASE開発の事例から考える、デザインシステムの捉え方」をテーマにディスカッションしました。

  • 今回のラジオでは「デザインシステム」について、CULTIBASEの開発に携わった3人で考えていく。
  • そもそも、デザインシステムとは何だろうか?その意味は人によって異なり、例えば遠藤にとっては「ユーザーに一貫性のある体験・印象を提供する仕組み」、吉野にとっては「素早く現場で意思決定を行えるようにするなど、組織開発的意義をもったもの」、そして瀧にとっては「サービスという1つの生態系を構成し、ともに変化するもの」だという。
  • まだリリースしたばかりであるため作り込んでいるわけではないが、CULTIBASEもデザインシステムとして、開発段階ではUI設計よりもブランドガイドラインに力を入れるなど、優先順位はつけていた。
  • CULTIBASEの場合、1つ1つのコンテンツが魅力的であることを重視しているが、そのなかでも特に、世界観を反映したサムネイルであることを大切にしている。
  • とはいえ、サムネイルについてもデザインの全てを決め切っているわけではない。むしろ、CULTIBASEが運営者自身にとっての実験の場でもあれるように、ベースとなる配色・ストーリーは明確にしつつもそれ以外は各デザイナーに委ねているのだという。
  • 「デザインシステムは、作り手とユーザー、どちらを大切にすべきか」という問いがあるが、これらは二項対立的関係であるわけではない。サービスとして継続的に価値を提供し続けるためには、運営側にとっての使いやすさも、ユーザーにとっての価値の高さも、どちらも大事なのである。
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出演者

多摩美術大学情報デザイン学科卒業。東京藝術大学デザイン科修士課程修了。多摩美術大学非常勤講師。 新卒でヤフー株式会社に入社し、UXデザインの実践と社内普及活動を行う。事業づくりだけでなく組織づくりに課題を感じてからは、チームづくりのためのふり返りの対話の場づくりの実践および研究を行う。2020年よりMIMIGURIに参画し、自社サービスCULTIBASE立ち上げ時のサービスデザイン、コンサルティング事業で新規事業開発プロジェクトを中心に担当。現在は、MIMIGURIのナレッジマネジメント、知識創造の仕組みや文化づくりを推進しながら、リフレクションやナレッジマネジメント領域の研究に従事。広義のデザインの実践と研究を一体のものとして体現することを大事にして活動している。

株式会社MIMIGURI

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