ポテンシャルを活かす“マンボウ組織論”とは|CULTIBASE Radio|Management #41
ポテンシャルを活かす“マンボウ組織論”とは|CULTIBASE Radio|Management #41
/約16分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの41回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「ポテンシャルを活かす“マンボウ組織論”とは」をテーマにディスカッションしました。

  • マンボウは水族館の人気者。しかし実は、彼らはストレスに弱いだけではなく曲がれないので、育てるのがとても難しい。“マンボウシフト”を築かないといけない。
  • 「組織づくりは、マンボウを育成するようなもの。ほっといたらなくなってしまうが、スターを生み出せる可能性も秘めている」。これはミナベに組織・人事を教えてくれた師匠がある日言った言葉だ。
  • 一般的には組織づくりというと、「自走してタフな魚」の生態系を作っていくというイメージがある。
  • しかし、マネジメントコストを下げることを優先させて、同じような強い魚ばかり育てていると、それは「魅力的な水族館」にはならない。
  • 一方的なマネジメント関係ではなく、マンボウ自身も「このまま行くとぶつかります!」とアラートを発するなど、本人も自身の“マンボウ性”を自覚し、周りにシェアすることで「生かしあえる関係」を築くことが望ましい。

出演者

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹
ミナベ トモミ
ミナベ トモミ