CIリニューアルは組織開発のチャンス|CULTIBASE Radio|Management #43
CIリニューアルは組織開発のチャンス|CULTIBASE Radio|Management #43
/約13分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの43回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「CIリニューアルは組織開発のチャンス」をテーマにディスカッションしました。

  • 合併を意思決定してからの3、4ヶ月間で、MIMIGURIは会社名・ロゴ・ウェブサイトなど、様々なCIを作ることになった。特に、今回新しい社名を決めるにあたって、一貫して大事にし続けたのが「みんなで決める」という点だ。
  • その背景には「社名を用いて組織開発をしたい」という思いがあった。WHYやCCM(Creative Cultivation Model)はともかく、社名はみんなで決めることで、メンバーが想いを載せられるようなものになることが大事なのではないか?と仮説を立てたのだ。
  • 社名決定に伴うすべての話し合いの様子はslackに公開され、各チームが他のチームの議論を考慮しながら対話を進めることになった。
  • そうすることで自然と、メンバー1人1人が「私たちの会社は何を大事にしてるか」ということについて自分主語で対話する風景が生まれていた。
  • MIMIGURIはCIによって一体化した、というより、社名決定のプロセスを通して組織開発が深まったことで一体となれたと言える。最終的に「この対話をずっと続けていたい」という声が大きくなり、当初候補になかった「MIMIGURI」が社名として選ばれたのだ。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹