良い研究テーマを立てるコツ|CULTIBASE Radio|Management #45
良い研究テーマを立てるコツ|CULTIBASE Radio|Management #45
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの45回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「良い研究テーマを立てるコツ」をテーマにディスカッションしました。

  • 今月、4月1日にリニューアルしたCULTIBASE。記事が読みやすくなったり、関連記事の動線が整理されたりと、見やすくなったのでぜひご覧ください。
  • 新規事業やキャリアなど、ビジネスにおけるテーマの立て方は、学術分野における研究テーマの立て方に学べるところがあるのではないか。どちらのテーマ設計も、壮大すぎるものや、重箱の隅をつつくようなもの、車輪の再発明になるものではいけないからだ。
  • また、安斎いわく「研究テーマを立てるということは、自分がどのような専門家になっていくのか定めることでもある」という。つまり、世の中との繋がりを考慮したうえで、中長期的な視点で戦略を組むことが必要になるのだ。
  • 学術研究をしていなくても、多くの人は同様のことをやっている。例えば、Twitterのプロフィールになにを書こうか、ということはみんな結構悩むはずだ。
  • したがって、テーマ設定とは自分のアイデンティティを振り返ることでもある。このような内省は難しいが、発信する場の“サイズ感”を変えながらおこなうと、良いテーマ設定ができるようになる。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/