オンラインの場への没入を促す「演出」の技法|CULTIBASE Radio|Facilitation #17
オンラインの場への没入を促す「演出」の技法|CULTIBASE Radio|Facilitation #17
/約21分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio ファシリテーションの17回目では、株式会社MIMIGURIの田幡祐斤と淺田史音が、「オンラインの場への没入を促す「演出」の技法」をテーマにディスカッションしました。

  • 前回、オンライン環境になって「事前設計をより作り込むようになった」と語った淺田。その背景には、どのような思想があるのだろうか?
  • ワークショップを対面で実践してきた頃から、淺田は「場の演出」を大切にしているという。
  • 遊び心にあふれる場ほど、最初の一歩が難しいもの。遊園地の入り口に立つキャストのように、ファシリテーターが「今日はこういう場です!」と雰囲気を演出することが大切だ。
  • 場所を変えられないために、どうしても“日常感”が残ってしまうオンライン環境でのワークショップ。Miroでトピックに適した視覚的イメージを明示することで、参加者は「どこにいても同じ世界観に没入できる」ようになる。
  • ワークショップの内容(活動)をどういうアナロジー・構造で表現できるか。Miroの視覚的な構造・色彩はそこから決まっていく。Miroは空間と活動が不可分に入り混じる、まるで建築のような場なのだ。

参考動画

こちらから、今回のRadioのパーソナリティを務めた田幡・淺田が昨年11月に登壇したイベントのアーカイブ動画をご覧いただけます。

オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性

オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性

出演者

淺田 史音
淺田 史音

株式会社MIMIGURI

田幡 祐斤
田幡 祐斤

東京農工大学農学部卒業。奈良県立大学地域創造研究センター共同研究員。アパレル企業での販売/店舗マネジメント、研修会社でのコンサルティング/コンテンツ開発などの業務に従事後、2019年に前身であるミミクリデザインに参画。生態学、環境倫理学、文化人類学、教育学、心理学などを基に「人間にとっての自然さ(の回復)」を探究しながら、事業開発や組織開発のプロジェクトのファシリテーション及びその方法論の開発を行っている。元来、人間以外の生物が好き