CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio ファシリテーションの17回目では、株式会社MIMIGURIの田幡祐斤と淺田史音が、「オンラインの場への没入を促す「演出」の技法」をテーマにディスカッションしました。
- 前回、オンライン環境になって「事前設計をより作り込むようになった」と語った淺田。その背景には、どのような思想があるのだろうか?
- ワークショップを対面で実践してきた頃から、淺田は「場の演出」を大切にしているという。
- 遊び心にあふれる場ほど、最初の一歩が難しいもの。遊園地の入り口に立つキャストのように、ファシリテーターが「今日はこういう場です!」と雰囲気を演出することが大切だ。
- 場所を変えられないために、どうしても“日常感”が残ってしまうオンライン環境でのワークショップ。Miroでトピックに適した視覚的イメージを明示することで、参加者は「どこにいても同じ世界観に没入できる」ようになる。
- ワークショップの内容(活動)をどういうアナロジー・構造で表現できるか。Miroの視覚的な構造・色彩はそこから決まっていく。Miroは空間と活動が不可分に入り混じる、まるで建築のような場なのだ。
参考動画
こちらから、今回のRadioのパーソナリティを務めた田幡・淺田が昨年11月に登壇したイベントのアーカイブ動画をご覧いただけます。
![オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2Fc588f4e717cc2e9678801658d838822c8556e0bb-1280x720.png&w=3840&q=75)
オンライン・ワークショップ実践入門:「学習と創造の場づくり」におけるオンラインツールの可能性
出演者
![淺田 史音](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2F4fce5d6bedaf116a484be2bc5cbf7908b714697b-550x550.jpg&w=1200&q=75)
淺田 史音
株式会社MIMIGURI
![田幡 祐斤](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fcdn.sanity.io%2Fimages%2Feakefsaf%2Fproduction%2Fb34557836d203e234ca2f7d80a3f55d4623db6fc-320x320.jpg&w=640&q=75)
田幡 祐斤
東京農工大学農学部卒業。奈良県立大学地域創造研究センター共同研究員。アパレル企業での販売/店舗マネジメント、研修会社でのコンサルティング/コンテンツ開発などの業務に従事後、2019年に前身であるミミクリデザインに参画。生態学、環境倫理学、文化人類学、教育学、心理学などを基に「人間にとっての自然さ(の回復)」を探究しながら、事業開発や組織開発のプロジェクトのファシリテーション及びその方法論の開発を行っている。元来、人間以外の生物が好き