CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。CULTIBASE Radio マネジメントの133回目では、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「大反響 #新時代の組織づくりの裏話を語る」というテーマでディスカッションしました。
『大反響 #新時代の組織づくり の裏話を語る』の概要
- 今回のマネジメントラジオでは、6/27(火)に開催されたウェビナー「ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』」を振り返った。安斎は、普段のイベントやセミナーで緊張することはないものの今回は事前登録者だけで2000人を超え、3分の1は経営者だったこともありかなり緊張したと述べる。
- 本イベントは、「新時代の組織づくり」をテーマに、多様な人材と組織から事業成果を最大化させる新しい方法論について、最新の研究知見と350社以上の大企業およびメガベンチャーを支援してきた実践事例に基づいて体系的に解説したものである。
- アンケートの結果98%の方の共感を得られたことに加えて、規模の大きい組織をマネジメントする立場の人たちから「体感してきたことが理論化された」とのフィードバックをもらえたとミナベは語る。
- また、思想図としての側面が強かったCCMをこれまでの経営学の理論を踏まえて200回ほど書き直し、納得のいく理論図に仕上げられたと安齋は語る。イベントで紹介したあとに、自分の会社で使ってみた結果や感想をポジティブにもらえたことも収穫だったと述べる。
- セミナーの後半では、経営者こそ自己実現が大切であることを説き、若い従業員だけではなく経営者自身が経営を通してつくりたい世界の実現やワクワク感の追求を大事にしてほしいと語られた。
- 昨今、「大退職時代」と呼ばれるように離職者が急増しているが、人の価値観と組織の価値観がずれることで起きているとミナベは語る。しかし、その裏側には経営者自身の衝動が失われてしまったり燃え尽き症候群に陥っていることが往々にしてあるとミナベは指摘し、経営者自身が衝動や野性を大切にしベンチャースピリットを保つことが大事だと語った。
- 安齋は、今回のセミナーを行うにあたって参考にした某有名企業の社長さんが「経営はかなり大変で本当にしんどいため、そこに自分がやりたいことを込めないとやってられない」と語っていたと紹介し、経営陣やマネージャー陣が内的な動機と向き合うことの大事さを再確認できた会だったと語る。
- ミナベは、人間における幸福は自分がやりたいことを行うことで人に喜ばれ、仲間とともに楽しくやれることだがそれを集団でやりとげるのはとても難易度が高いと語り、新しいCCMはそこを整合させていくための指針となるのではないかと締めくくった。
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