良いビジネス書の条件とは|CULTIBASE Radio|Management #21
良いビジネス書の条件とは|CULTIBASE Radio|Management #21
/約18分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの21回目では、CULTIBASE編集長の安斎勇樹と株式会社MIMIGURI Co-CEOのミナベトモミが、「良いビジネス書の条件とは」をテーマにディスカッションしました。

  • 次の本を書きながら「いいビジネス書の要件とは何か」ということを考えている、と安斎。
  • 年末年始で40冊の本を読んだという“多読家”ミナベによると、いい本はみんな「提案がうまい」と言う。
  • そういう本では、タイトルやワードを見ただけで提案がわかるだけではなく、読み進めるうちに社会に散らばっている複数の課題や意味づけが統合されていく。
  • 『問いのデザイン』を振り返ると、一定の人たちに絶賛いただきながらも、ベストセラーとされるビジネス書ほど多くの人に届いたかと言われるとそうではない。
  • カギは物語だ。これまではどこか「初歩的なことだけをやっていても、本質的なことには到達しないからしょうがない」と思っていたところがあったが、ファーストステップがないと物語が始まらないのもまた事実。次の書籍では、そういう学習の導線設計のデザインにも注意を払いたい。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/