硬直化した大企業をどこから変えるか|CULTIBASE Radio|Management #82
硬直化した大企業をどこから変えるか|CULTIBASE Radio|Management #82
/約11分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの82回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、エムスリー株式会社CDO古結隆介さんをゲストに迎え、「硬直化した大企業をどこから変えるか」をテーマにディスカッションしました。 全3回中の最終回です。

  • 今回のマネジメントラジオは前回・前々回に引き続き、ゲスト:医療メガベンチャーであるエムスリーCDOの古結さんにお越しいただいてお送りする。
  • 新規事業を重視しているエムスリー。既存事業と新規事業のアサインはどのようにバランスを取っているのだろうか。
  • 「適宜調整している、というのが正直なところ」という古結さん。既存事業に重点を置きつつ、個人のWillや教育的観点から新規事業にアサインをすることが多い。
  • 事業のことを真剣に考えているかどうかと、“硬直化”は別物だ。学びのサイクルを回すためには、やはり対話が重要になる。まず、お互いが何をしているのか知ることで、「自分たちの課題は何か」ということをシェアできるからだ。
  • MIMIGURIでも大切にしている「景色の共有」。トップダウン/ボトムアップではなく、景色が交換されることで“伝播”するように風土が変わっていく。
  • また、そのためにも稟議申請のための書類作成や、レポートラインの複雑性などのアカウンタビリティコスト(説明責任を果たすための労力)を極力下げることが重要となる。

▼エムスリー デザイナー採用の詳細はこちらから。

https://jobs.m3.com/designer/

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹