探究と自己実現:自分らしさのマネジメント論

探究と自己実現:自分らしさのマネジメント論

10月10日 火

20:00 - 21:00 / 60分

急速に変化し続ける現代社会において、未来への展望はまさに不確実性に満ちています。

このような状況において、ビジネスパーソンが「探究」の姿勢を持つことの重要性も増してきています。

先日開催された「チームを覚醒させる『問い』のデザイン」の中で語られていたように、現代を生きるビジネスパーソンのキャリア観は、終身雇用などを前提とした「会社中心」のものから、自分が自分らしく幸せであるための「人生中心」のものへと転換しつつあります。「人生中心のキャリア観」においては、自身が一人の人間としてどのように自己実現を為していくべきか、探究し続けることが求められます。

  • 不確実な未来に向けて、自分らしく探究を続けるためには何が必要なのか?
  • 探究から始まる自己実現のプロセスをより豊かにしていくために、どんな知識や姿勢、心構えがあるとよいのか?
  • 組織のメンバーの探究心や自己実現のプロセスをマネジメントしていくことは可能なのか?

今回のイベントでは、こうした問いを中心に、「探究と自己実現」というテーマで理解を深めていきます。アカデミックの先行研究を紐解き、現代の組織やビジネスパーソンが置かれている状況とリンクさせながら、探究を起点とした豊かなキャリア形成や深い学習に繋がる知見をお届けします。

社会人のキャリア論や学習論に関心のある方をはじめ、VUCA時代を生きる多くのビジネスパーソンにオススメの内容です。ぜひ関心のある方はリアルタイムでご参加ください。

本番組「DIGTIONARY」は、”特定の概念”について深掘りし、そこから見えてくる景色を探る番組です。番組名は「Dictionary(辞書)」と「Dig(掘る・探究する)」を掛け合わせた造語で、「言葉の定義をより深掘りしていく」という意味が込められています。

▼「DIGTIONARY」のバックナンバーはこちら

パーソナリティ

西村 歩(株式会社MIMIGURI リサーチャー(企業専属研究職))

東京大学大学院情報学環客員研究員。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。実践研究方法論が専門家。現在はコンサルティングファームに内在する実践知の形式知化やナレッジマネジメントに関する研究活動に従事。電子情報通信学会HCGシンポジウム2020にて「学生優秀インタラクティブ発表賞」、電子情報通信学会メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会にて「MVE賞」を受賞。

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー)

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

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