全員が「創り手」であるために。デザインとファシリテーションの交差点|CULTIBASE Radio|Facilitation #28
全員が「創り手」であるために。デザインとファシリテーションの交差点|CULTIBASE Radio|Facilitation #28
/約15分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radioファシリテーションの28回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitatorである渡邉貴大と、同社のFacilitatorである猫田耳子が、「全員が『創り手』であるために。デザインとファシリテーションの交差点」をテーマにディスカッションしました。(後編はコチラ

  • MIMIGURIのファシリテーションドメインに所属する猫田耳子をゲストに迎え、猫田のファシリテーション観や芸風に迫っていく。
  • 猫田は、10年弱、紙媒体のグラフィックデザインを主に扱う、デザイナーであった。その後ブランディングを扱う会社で、ロゴの開発やWEBデザインの開発も行ってきた。当時は、ファシリテーターではなく、デザイナーとしての自分にアイデンティティがあった。
  • その後、MIMIGURIの前身のミミクリデザインにジョイン。プロセスを通して生み出す、アウトプット部分のクリエイティブを生み出すことに、主な採用の期待があった。しかし、猫田自身は、プロセス部分に伴走しながら、共につくりたい気持ちもあった。
  • デザイナー時代は、初期のヒアリングだけでクライアントと関わり、仕様を元にデザイナーがアウトプットするプロセスに違和感があった。
  • 価値観を共有して、共につくっていくプロセスを作りたいと考えた猫田。「猫田がつくった」ではなく、「クライアントがつくったのであり、猫田はクリエイティブを形にするところで手を動かしただけ」という状態にしたかったのだと言う。
  • つまり、関わった人たち全員の手触り感があり、自分も含めみんなで生み出したクリエイティブであることが重要だと考えている。
  • 次回は、今回の内容を踏まえて、どんなファシリテーター観が醸成されたかに迫っていく。

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今回のゲスト・猫田耳子が先日登壇したライブイベント「個人の“らしさ”が共生する組織をいかにつくるか?」のアーカイブ動画が公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。

個人の“らしさ”が共生する組織をいかにつくるか? -「常識を考え直すワークショップ」の事例から考える

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出演者

猫田 耳子
猫田 耳子

好きだなあと思うひとたちの叶えたい夢や作りたい未来への力になりたいなと思っています。そんな感じでミミグリにいます。

渡邉 貴大
渡邉 貴大

ファシリテーター

早稲田大学商学部卒業。規模/業態の異なる複数の組織において、人事やコンサルタントとして業務に従事。チェンジ・エージェントとして組織変革のファシリテーションを実践してきた。MIMIGURIでは個人と組織が自らの「story writer」となり、自分や自分たちの物語を紡ぐ機会を演出する組織・事業開発、イノベーションプロジェクトのPMとファシリテーションを担当している。