ルービックキューブに学ぶ、楽しくスキルアップするコツ|CULTIBASE Radio|Management #72
ルービックキューブに学ぶ、楽しくスキルアップするコツ|CULTIBASE Radio|Management #72
/約18分
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの72回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「ルービックキューブに学ぶ、楽しくスキルアップするコツ」をテーマにディスカッションしました。

  • ここ最近、寝る前にルービックキューブを始めたミナベ。先日1時間かけて面を揃えることができたところだが、最近は考えなくてもできるようになってきている。しかし世界は遠く、競技人口の上位半分に入るには60秒以内、世界TOPに入るには6秒以内で揃えられるようになる必要がある。
  • ルービックキューブに限らず、ミナベは「自分が未熟な領域に挑戦するのが好き」だと言う。初学者として「苦手だ」という表明が苦痛ではない上に、熟達していく過程が好きなのだ。
  • 今は専門性の競争優位性の賞味期限が短くなってきている時代だ。1つのことを5、10年と続ける才能もあるが、ミナベのように70~80%の専門性を組み合わせられるのも大切だ。
  • 「小さい頃のゲームでも、最初はガイドブックを読み込まなかった」と言うミナベ。ガイドブックを読んでしまうと“ 論理的な解き方”になってしまい、自身が楽しめなくなってしまうことを知っているのだ。また、暗記してからやってみる、よりも自分で試行錯誤してから覚えてみようとする方が、早く習得できるとも言う。
  • 一方、「取り返しがつかないミスを回避するためにガイドブックを一読しておく」ことが多かったと言う安斎。「どうすれば、自分が安心して未知の領域に突き進めるか」の手法は人それぞれだが、自分に合った手法を知っておくことで、楽しく学習が進められるようになるのではないだろうか。

出演者

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

早稲田大学卒業後、家電メーカー勤務を経て独立。現在は、MIMIGURIが提唱するCCM(Creative Cultivation Model)の理論開発を基盤に、大企業からメガベンチャーまで様々な多角化企業における、経営・組織変革の専門家として自社経営とコンサルティングにおいて実践を進めている。
https://x.com/tomomiminabe
https://note.com/tomomina/

安斎 勇樹
安斎 勇樹

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学大学院 情報学環 客員研究員

1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/東京大学 特任助教授。

企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を探究している。主な著書に『問いのデザイン』、『問いかけの作法』、『パラドックス思考』、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』、『ワークショップデザイン論』『チームレジリエンス』などがある。

https://x.com/YukiAnzai
https://note.com/yuki_anzai
https://voicy.jp/channel/4331
http://yukianzai.com/

ミナベ トモミ
ミナベ トモミ
安斎 勇樹
安斎 勇樹