ミドルマネジメントの”やりがい”を探る:事業部を超えた連携を成功させる秘訣とは?

2024.01.16/47

若手が管理職(マネージャー)になりたがらない──昨今の国内企業の多くが抱える問題の一つです。パーソル総合研究所による調査*によると現在の会社で管理職になりたい人の割合は19.8%を記録し、また明確な解決策も見つけられていないことから、事態の深刻さが伺えます。

この問題の背景には、現代企業におけるマネジメント業務の複雑化が挙げられます。多様なステークホルダーの間で板挟みになるストレス、自身の専門性とは異なる管理業務の増加、組織から期待されるポイントの変化など、プレイヤーからマネージャーに転換する中で発生する様々な課題やギャップと直面するうちに疲弊してしまう人が少なくありません。

こうした課題に対処し、マネジメントに”やりがい”を見出すためには、いったい何が必要なのでしょうか。今回の「観変え中」では、この難題について、前回に引き続き「ミドルマネジメント観」をテーマとしながら語り合います。

▼前回の様子はこちら

なぜミドルマネジメントは難しいのか? 経営と現場の「あわい」で躍動するチームづくりの勘所

 

また、後半以降は、ミドルマネージャーに求められる「事業部を超えた連携」のあり方について、組織のヨコとタテの両方における関係性のつくり方について解説。組織や事業を推進させるために必要な観点をお届けします。

・組織内でミドルマネージャーを増やしたいと思っている人
・マネージャーになりたいが、不安を感じている人
・マネージャーになることを打診されているが、迷っている・断りたいと考えている人

などの方を中心におすすめの一本です。1/16火公開。ぜひご覧ください!

*パーソル総合研究所「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)

■番組「観変え中」とは?

本番組「観変え中(かんがえちゅう)」は、「軍事的世界観から冒険的世界観へのパラダイムシフト(※)」を前提に、ビジネス現場の“とらわれ”をリフレームしつつ、新たな価値観を探究する番組です。株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、特定の「○○観」をテーマに探究をしていきます。

(※)参考:ヒトと組織に強い経営人材になるための『新時代の組織づくり』

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