みなさんはTABLE FOR TWOをご存じでしょうか?

TABLE FOR TWO Internationalは、「1つの食卓を2人で分かち合う」という理念のもと、アフリカをはじめとする途上国の飢餓と、先進国における生活習慣病という、食をめぐる不均衡の解消に同時に挑んできたNPOです。

たとえば、社員食堂や大学食堂などでとてもヘルシーに作られた「TABLE FOR TWOメニュー」を注文すると、その売上の一部が途上国の食糧支援に寄付されます。また、おにぎりの写真をSNSや特設サイトに投稿すると、1枚につき給食5食分(100円)が途上国の子どもたちに届けられる「おにぎりアクション」では、2025年度に23万枚の写真が投稿され、約116万食分の寄付が実現しました。

今回ご登壇いただいたのは、現在株式会社MIRAIE代表取締役を務める安東迪子さんです。安東さんは2018年までTABLE FOR TWO Internationalの代表理事として、トヨタ、パナソニック、三菱商事など、業種を超えた800社とのパートナーシップを実現してこられました。現在もなお、国内の食をめぐる課題の解決に向け、食と教育に関わる事業を展開されています。

これほど多くの企業や大学を巻き込みながら、一大ムーブメントを生み出してきた背景には、いったいどのような試行錯誤があったのでしょうか。今回は『心を動かす「巻き込み」のデザイン〜個益と公益を両立させる実践知〜』と題したその前編として、ソーシャルビジネスを動かしていくための3つの協働・共創のマインドセットについて伺いました。

3つの協働・共創のマインドセット

  1. 熱意を余白のデザインに落とし込む
  2. 個益×公益が重なる一点を共に創る
  3. Small Good Newsを大切にする

それぞれのマインドセットに込められた真意や、実践する際のポイントはぜひ動画で確かめてみてください。成功だけでなく失敗の経験も交えて語る安東さんの知見は必見です。

今回の取材で、安東さんの実践が教えてくれるのは、社会課題の解決に向かうムーブメントとは、正しさを掲げることだけでは前に進まないということです。人の熱意に応じた余白を設計し、個益と公益が重なる接点を探り、小さな喜びを丁寧に分かち合う。その積み重ねが、一人ひとりを無理なく巻き込み、結果として大きなムーブメントへと育てていきます。協働や共創は、特別な誰かの情熱に依存せう、異なる立場の人びとがそれぞれの意味を見いだしながら関わる関係を編み直す営みといえるかもしれません。


チャプター
00:00:33 イントロダクション
00:03:38 話題提供:ソーシャルビジネスを広げる「巻き込み」の実践知
00:09:09 マインドセット① 熱意を余白のデザインに落とし込む
00:26:31 マインドセット② 対話は「翻訳」である
00:49:46 マインドセット③ Small Good Newsを更新し続ける

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