それぞれの欲求を織り合わせ協働で創造性を発揮するフォレットの経営論──【連載】転換しつづける経営観 第5回
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それぞれの欲求を織り合わせ協働で創造性を発揮するフォレットの経営論──【連載】転換しつづける経営観 第5回

様々な時代の経営をめぐる言説(理論や概念など)において、経営がどのように捉えられてきたのか──「経営観」の変遷を近畿大学経営学部教授・山縣正幸さんとたどり歴史から学ぶ本シリーズ。第4回と第5回は「個人と協働」を共通テーマとして設定します。第4回は、人間関係論や心理学的な側面など、ミクロ的な観点を扱いました。第5回以降では、チェスター・バーナードの議論を中心にしながら、組織全体のマクロ的な観点を扱っていきます。

シリーズはこちら:転換しつづける経営観

共通目的を実現しようとする人間の協働を動的に捉える:フォレット

長らく間があいてしまい申し訳ありません。年末から年度替わりにかけて、あれやこれやとドタバタしてしまって、執筆時間を確保できませんでした。お待ちくださったみなさまに、深くお詫び申し上げます。

山縣 正幸

山縣 正幸

近畿大学経営学部教授/デザイン・クリエイティブ研究所/経営イノベーション研究所

1976年生まれ。関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程をへて、2008年に同大学より博士(商学)を授与される。専門は、経営学史・経営学原理。ドイツ語圏の経営学の展開について研究。2016年ごろから、サービスデザイン、デザイン経営についても研究や実践にかかわるようになる。最近はアントレプレナーシップへの美学的アプローチにも関心を抱いている。2017年から2024年まで経営学史学会理事。同学会による経営学史叢書第II期編集委員を務める。

それ以外に、国立能楽堂の解説パンフレットの執筆を2016年から継続。八尾市産業振興会議の座長(2020年〜現在)なども務めている。

著書に『企業発展の経営学』(千倉書房、2007年)、『バーナード』(藤井一弘編、経営学史叢書第VI巻、文眞堂、2011年、共著)『DX時代のサービスデザイン』(廣田章光/布施匡章編、丸善出版、2021、共著)、『経営学の基礎』(片岡信之編、経営学史叢書第II期第1巻、文眞堂、2022年、共著)、『ドイツ経営学入門』(海道ノブチカ/山縣正幸、文眞堂、2026年)など。


前回に引き続き、第5回は「個人と協働」を共通テーマとして設定します。
これから数回にわたり、特に、チェスター・バーナード(Chester Irving Barnard)の議論を軸にしながら、最初にバーナードに影響を与えたフォレット(Mary Parker Follett)の考え方、バーナードの議論をうけて経営学とりわけ組織論や戦略論の展開にきわめて重要な貢献をしたサイモンなどの考え方、そしてこの中で、経営学において“戦略”といった軍事的メタファーが導入されていった流れについても見ていこうと思います。


第4回で主として採り上げた人間関係論が大きく注目されるようになったのは1920年代でした。この時代は、第一次世界大戦による社会の動揺、当時きわめて勢いの強かった社会主義への動きや労働運動、さらには「スペイン風邪」と称されることが多い1918年から1920年にかけてのインフルエンザの大流行(パンデミック)も含めて、労働環境に影響を与えるできごとが多かった、という背景をみることができます。

働くことをめぐる行動と心理への着目。人間関係論の誕生──【連載】転換しつづける経営観 第4回

働くことをめぐる行動と心理への着目。人間関係論の誕生──【連載】転換しつづける経営観 第4回

人間関係論が「個人」あるいは「個人どうしの関係=社会的(social)要因」に焦点を当てていたのに対して、今回採り上げる学説は「複数の個人が、何かを一緒におこない、何らかの共通目的を実現しようとする営み」、つまり協働(cooperation)にポイントを置き、組織 (organization)という現象に光を当てています。これらは、現代の経営学にとっての基礎的な思考枠組みを提供しているといっても過言ではありません。

まず第5回では、バーナードにも影響を与えたフォレット(Mary Parker Follett)の考え方についてみておきましょう。フォレットの協働をめぐる考え方は、多様なステイクホルダーがかかわりあいながら、何ごとかを行い進めていくという動的な現象に目を向けており、経営学史における意義だけでなく、現代的にも大きな意義を持っているからです。

経営学史研究において、フォレットはしばしば採り上げられますが、一般的な知名度はそれほど高くないかもしれません。しかし、バーナードが色濃く影響を受け、ドラッカーがフォレットの考え方を重視するなど、経営学の歴史をたどるうえでは欠かせない人物の一人です。

そんなフォレットが、なぜあまり注目されないのか。それは、彼女がどちらかというと社会の底辺に近い現場での実践を通じて思想を結実させていったために、華々しさがなく目立たなかったこと、生前の著書は政治学や心理学に分類され、経営学に関する成果はフォレットの没後に講演集や論文集としてまとめられたもので、必ずしも整然とした体系性を持ってはいないことによります(三井泉編『フォレット』経営学史叢書IV, まえがきixページ)。

またフォレットの経営思想は、時として「あるべき」規範で、理想的だと映ることもあります。それゆえに、現代の経営学においては直接的に言及されることはそう多くないというのが実際です。

けれども、フォレットが直視し、実践のなかで考え続けた課題は、彼女が生きた約100年前だけでなく、2026年の今でも根本的には課題であり続けています。そのようなフォレットの考え方の一端に触れてみたいと思います。

(1)プラグマティズムと民主主義:フォレットが大事にした思想背景

フォレットは、12歳で入学したセイア・アカデミーにおいて、アンナ・トンプソンという女性教師の薫陶を受けています。トンプソンはドイツの観念論哲学者であるフィヒテ(Fichte, J, G.)についての著作もある歴史教師でした(三井泉編『フォレット』3ページ)。

なぜ、わざわざこんなことに触れるかというと、このフィヒテが考えていた「個々人が他者との関係性の全体において、個人の自由を基盤として、自らのなすべきことを自覚し、実践している状態の具現化」という哲学的な課題を、フォレットは、政治や経営という現実の場において捉え、実践しようとしていたからです。

フォレットは1888年にハーバード大学のラドクリフ・カレッジ(当時の女子部)に入学し、政治学を専攻します。そこで、アメリカ連邦議会における下院議長の役割についての歴史的研究を中心とした政治制度や政治過程についての研究に取り組み、のちに『下院議長』(1896年)と題した著作に結実させます。ラドクリフ・カレッジを卒業後、しばらくしてソーシャル・ワーカーとしての活動を開始します。


19世紀末から20世紀初頭にかけてのアメリカは、第二次産業革命による急速な工業化のなかで、テイラーの科学的管理(参考:生産管理の源流。テイラーの科学的管理が起こした変化 ──【連載】転換しつづける経営観 第2回)といった新しいマネジメントの考え方や手法が提唱され、実践される一方で、そういった動きについていけない層は、社会からの疎外感を覚え、コミュニティの崩壊という現象があちこちで見られるようになっていました。

そのような中で、セツルメント運動(19世紀後半の社会福祉・地域活動)のような社会課題の解決に取り組む流れもありましたが、これには「上から与えられた民主主義」という印象があったようです。フォレットもその違和感から、職業紹介所の委員としての活動を始めます。そこで、現実に生じている諸課題を現場の目線から解決していくことを試みていました。活動のなかで、いわゆる利潤極大化志向的な資本家や経営者とは異なる考え方を持った経営者や実務家などとの接点も得ることにもなりました。

フォレットは、ハーバード大学に在籍していた経験論的哲学者のジェイムズ(James, W.)の考え方=プラグマティズムにも、強い影響を受けています。

プラグマティズムについて、ここで詳細な説明はできませんが、ものすごく雑駁にまとめてしまうと「自己と他者、あるいは環境とのかかわりあいのなかで生じる意識や経験の持続性や可塑性に焦点を当てる」哲学的姿勢といえるでしょう。そこで重視されるのは、個人はそれぞれに異なるという認識から生まれる多元性や、経験が展開されていくなかで生じる動態性(より日常的な言葉でいえば「変化」「進歩」)です。

こういったフォレット自身の実践的経験と、彼女が学んできた哲学、そして政治過程についての研究、さらにはその根底にある、当時のアメリカにおける民主主義的理想、そういったものが「交織(interweaving)」して、フォレットの協働理論が生まれていったのです。

(2)社会と個人を動態的なプロセスとして見る

フォレットの協働理論の特徴として、社会を固定的なものではなく、動いていく「プロセス」として捉えている点にあります。それを最も早く論じたのは1919年に公にした「コミュニティはプロセスである」という論文でした(三井泉編『フォレット』46-48, 54ページ)。そこにおいて、フォレットはコミュニティの創造性は個人の創造的な力によってもたらされるとし、それは個々人の欲求の“統合”によって生み出されるという考え方を提唱しました。

ここでいう“統合”というのは、単に同じものに統一するということではなく、個人のそれぞれの欲求が共に満たされていくような「統合のプロセス」として現れるという考え方です。また、そのプロセスのなかで、個々人も変化していくと論じているのです。

この個人と他者、さらに社会とを動的な関係性のなかで捉えていこうとする考え方は、きわめて独創的でした。これは、先ほど触れたドイツ観念論哲学(ヘーゲルやフィヒテ)とプラグマティズム(特にジェイムズ、デューイの影響も色濃い)を基礎にしながら、フォレット自身の実践を通じて磨き上げられていったものです。

統合のプロセスの中で、フォレットは特に「自由」を重視しています。これは「何でもあり」の自由を意味しているのではなく、他者との関係性のなかで、自らの存在をかたちづくっていき、そのプロセスにおいて、自らが何をなしていくのかを自ら判断し、実践していくこと──ここにフォレットは「自由」を見い出していました。これは、フィヒテが展開した「自由」の概念と重なり合うと同時に、プロセス的な発想はプラグマティズムの影響を濃厚に受けています。

ではどうすればフォレットのいう「自由」は実現可能になるのでしょうか。そこで登場するのが「調整(co-ordination)」です。

フォレットは、一方的に指示や命令をするという以上に、コミュニティに参加する諸個人が「ともに整える」活動として調整(co-ordination)することを重視しています。これは、誰かがその人の本来果たすべき役割などを抑える、ということを意味しません。それぞれの立場を重視しつつ、まさに “全体*”としてよい状態がもたらされるよう、相互に意思疎通や実践をおこなっていくこと──それが「調整」なのです。ラテン語以来“ordo”という言葉には「身分」や「秩序」という意味合いがあります。ordinateというのは「整える」「任命する」といった意味をもち、co-ということは「ともに」という意味が付与されています。

その意味で、協働における相互浸透や交織は「調整」のプロセスとして具現化することになるのです。だから、というべきでしょう、フォレットは「目的(purpose)」をめざすべきゴールとしてではなく、個々の多様なるものを「まとめ上げていく力」として捉え、あくまでも目的は協働の過程において現れるものとして、目的それ自体も変化していくことを強調しています(『創造的経験』訳書92-93ページ)。

このように、フォレットは協働を徹底してプロセスとして捉えようとしているのです。

『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』(NewsPicksパブリッシング、2019年) 以来、ナラティヴや対話を軸とした議論を展開している宇田川元一先生の考え方は、フォレットの議論とも通じるところがあります。

*ここで一点、気をつけておきたい点を強調しておきます。

ここでの説明でもかなり慎重に言葉を選んでいるのですが、フォレットは、他者との相互浸透や交織からなるコミュニティ──具体的には地域や企業、さらには国家なども射程に入ります──を表現するときに「全体」という言葉を用います。その意味でフォレットは「全体」を重視しています。けれども、これは「個人」が「全体」に服従すべきといったことを述べているわけではありません。むしろ、そういった発想に対して、フォレットは激しく抵抗するでしょう。しかしながら、フォレットの文献には、全体としてのコミュニティを重視する文言があるために、誤読を誘発してしまう危険性がある点には、留意が必要です。
いわゆる「全体主義」が世界を覆い、悲惨な時代がフォレット没後にやってきます。フォレットが世を去ったのは、まさにヒトラーが政権を握った年でした。

(3)経験の交織を通じた価値創造

フォレットは、この調整という活動によって生じる相互浸透に「交織(interweaving)」という耳慣れない言葉を与えています。ここまであえて深く説明せずに、「交織」という言葉を使ってきました。ここでは、この「交織」という概念を通じて、フォレットがめざしていた状態について、さらに考えていきましょう。

交織(interweaving)とは、
inter:誰かと誰か、あるいは何かと何かが相互に接する
weaving:織る
を合わせた言葉です。

これは、それぞれに異なる何か、例えば諸個人がそれぞれに抱く願望であったり、自己と周囲の状況であったり、そういったさまざまな存在が接し、相互に何らかの影響を及ぼし合い、そこから次なる状況への変化が生まれていくプロセスを表現しています。それゆえ、フォレットは「交織するということこそが、生きていく過程」(フォレット『創造的経験』訳書143ページ)だと指摘します。

この過程において、願望などの根底にある「諸々の価値」が顕在化し、それらの諸々の価値を再評価することが可能になります(同訳書6ページ)。フォレットは、再評価によって、諸々の価値を壊すことなく、それらをまとめ上げることができるような新たな価値が創造されることが望ましい協働の姿だと捉えたのです。

フォレットがこうした考え方を提唱した背景には、第一次世界大戦後の世界的に激しくなった労資(使)対立にどう向き合うかという現実がありました。それぞれに異なる利害や欲望、期待などを抱いている諸個人や、それらを共有する諸集団同士が対立しあう現実。フォレットは、その現実を見つめながら、対立を「なくす」のではなく、対立を創造的に乗り越えるための考え方と方法を導き出そうとしたのです。

そのために提唱した「調整」や「交織」といった概念は、よくよく見ればシンプルなものです。しかし、それを実践していくのは、粘り強さや他者への寛容さ、そして創造への意思などが欠かせません。フォレットの考え方それ自体は至極もっともながら、そこに「無理だよ」ってつぶやきたくなってしまうところがあるのは、それを実践し続けることの難しさゆえなのです。

けれども、フォレットが提唱した考え方は、人間社会において常に必要であり続ける協働と、永遠になくなることはないであろうコンフリクトの乗り越えにとって、欠かせないものであることは間違いないのです。

(4)フォレットの経営観

フォレットは、先にも触れたソーシャル・ワーカーとしての活動のなかで、協働的な考え方を持つ経営者との接点を得ていきました。さらに、婦人少年賃金問題審議委員会で、各種業界の部会において公益代表委員として参加するなど、企業経営における協働についても知見と関心を深めていきます。

『創造的経験』(1924年)という書物は、そのような中で執筆されました。この書物では、ここまでにも述べてきたような調整(co-ordination)や、交織(interweaving)を軸とした協働の進展への考え方が示されています。

この当時、テイラー(1915年逝去)が提唱した科学的管理法は多くの工場現場で適用され、能率を志向する管理が推し進められていました。しかし、これに対する批判も徐々に高まる中で、協働そのものや人事管理を科学的に考えることの重要性が認識されるようになってきたのです。

その一環として、1924年から1925年にかけて「経営管理の科学的基礎」というコースにおいて、フォレットも「建設的なコンフリクト」「統合的統一体としての企業」などについて論じています。ここで論じられているのは、ここまでに見てきたフォレットの考え方を企業経営に援用したもので、枠組みとして大きな違いはありません。

ただ、その際にもフォレットはさまざまな立場の人や集団の考え方をリサーチし、そこにおいて現実に対するものの見方などに相違があることに気づきます。そういった相違に向き合うことこそが、コンフリクトを建設的に解決していくための方法であり、道筋であることをフォレットは説き続けます

これはまさにpolitical processそのものです。

もちろん、そこには権力闘争も生じます。しかし、フォレットはそれ以上にコンフリクトを建設的に乗り越えていくことで、多様な価値がそれぞれ成り立つような統合的な価値を創造するところに目を向けたのです。
そして、このことを考えていくことこそが、協働の科学だと考えたのです。

(5)フォレット学説の現代的意義

フォレットの協働論的な経営学、正直、以前の私(山縣)はあまり好きではありませんでした。
というのも、読んでいて何か理想を押しつけられているような気分がしたからです。しかし、それは私の読みの浅さでした。読みの浅さもですが、現実への接点の薄さも、それに拍車をかけていたといっていいでしょう。

たしかに、フォレットの書物を読んでいて、「言うてることはわかる。けど、ほんまにそんなんできるんか」って(大阪弁で)突っ込んでしまいたくなるところはあります。けれども、フォレットの言おうとするところをたどっていくとともに、現実と突き合わせていくと、「たしかに、言うとおりや」って思わざるを得ないのです。

アメリカの経営学史研究者であるレン(Wren, D. A.)は「彼女の理想は実現され得るかもしれないし、実現されないかもしれない。もし実現されないとすれば、この哲学者の請願に注意を向ける人間が少なすぎるためであろう」(佐々木恒男監訳『マネジメント思想の進化』292ページ)と述べるのは、まさに至言というほかありません。

フォレットの考え方は、次に論じるバーナードや、おそらくみなさんもご存じのドラッカーなどによって高く評価されています。それは、さまざまに異なる願望や欲望、期待、そしてその根底に価値観を抱く個々の人々が協働していくためには、どういった姿勢が必要なのかをシンプルかつ徹底的に考え抜いたからにほかなりません。

これらをより言語的に整えたのが、学識豊かな経営者であったバーナードです。
次回以降、バーナードについて、見ていくことにしましょう。


参考文献リスト

  • フォレット, M. P.『新しい国家』(原著1918年、三戸 公 監訳、榎本世彦 / 高澤十四久 / 上田 鷙訳、文眞堂、1993年)
  • フォレット, M. P.『創造的経験』(原著1924年、三戸 公 監訳、齋藤貞之 / 西村香織 / 山下 剛訳、文眞堂、2017年)
  • フォレット, M. P.『組織行動の原理:動態的管理』(メトカーフ, H. C./アーウィック, L.による編纂:原著1941年、米田清貴 / 三戸 公訳、未來社、1972年)
  • フォレット, M. P.『経営管理の基礎:自由と調整』(アーウィック, L.による編纂:原著1949年、藻利重隆解説、斎藤守生訳、ダイヤモンド社、1963年)
  • 杉田 博『フォレットの解釈学的経営思想』文眞堂、2021年
  • 三戸 公 / 榎本世彦『フォレット』同文舘出版、1986年
  • 三井 泉『社会的ネットワーキング論の源流』文眞堂、2009年
  • 三井 泉編著『フォレット』(経営学史叢書IV)文眞堂、2012年

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