組織における「身体性」を再考する

組織における「身体性」を再考する

9月5日 火

20:00 - 21:00 / 60分

多くの人の感動や共感を生むような瞬間にムーブメントが生まれるように、あるいは自分だけしかわからないような偏愛的な要素に熱量が生まれていくように、私たちは日々、何かに心を動かされ、そこに価値を感じています。

より本質的でこれまでにない価値を生み出そうとする時、こうした「心が動いてしまうような人間のあり方」に向き合うことが重要になります。さらに言えば、そこに起きている「身体反応」は、人間の認知や価値判断、あるいはコミュニケーションや関係構築に大きな影響を及ぼすものであり、欠かすことはできないと言えるでしょう。

今回のDIGTIONARYでは、こうした「身体性」をテーマに据え、現象学の切り口を通じて、私たちの中で何が起きているのか、どのように「身体性」と向き合っていくべきなのかを深掘りしていきます。

皆様とともに理解を深めていく時間にできればと考えていますので、関心のある方はぜひリアルタイムでご参加ください。

▼過去に開催した「DIGTIONARY」のバックナンバーはこちら

登壇者

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインストラテジスト/リサーチャー)

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

田幡 祐斤(株式会社MIMIGURI Facilitator)

東京農工大学農学部卒業。奈良県立大学地域創造研究センター共同研究員。アパレル企業での販売/店舗マネジメント、研修会社でのコンサルティング/コンテンツ開発などの業務に従事後、2019年に前身であるミミクリデザインに参画。生態学、環境倫理学、文化人類学、教育学、心理学などを基に「人間にとっての自然さ(の回復)」を探究しながら、事業開発や組織開発のプロジェクトのファシリテーション及びその方法論の開発を行っている。元来、人間以外の生物が好き

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