私たちは何者か?組織アイデンティティ研究に学ぶ“一体感“のマネジメント

私たちは何者か?組織アイデンティティ研究に学ぶ“一体感“のマネジメント

12月5日 火

12:00

複雑化し、多様化する社会の中で、組織と個人は、それぞれが「アイデンティティ」の”揺らぎ”を経験しています。

組織は、不確実性の高い市場環境の中で、事業多角化を目指したり、戦略を見直したりする企業が多くあります。激しい変化の中では、これまで組織が認識してきた「組織アイデンティティ」がいつの間にか変化していることもあるでしょう。

個人で言えば、キャリアは会社中心のものから、個人の人生中心の考え方にシフト。転職や副業、人それぞれ多様な働き方を選ぶようになりました。そのような中で「自分らしさとは何なのか」「自分らしいキャリア形成をしたいが、思うようにいかない…」と、青年期以降も、自分のアイデンティティに悩む人が珍しくありません。11月21日に公開した「働く大人の『アイデンティティ』の悩みと処方箋」では「大人のアイデンティティ発達」をテーマに、その課題や乗り越え方について最新知見をお届けしました。

このように、現代は「事業を行う意味」や「働く意味」が問い直され、組織と個人がアイデンティティの揺らぎを経験する時代。そのような中では、組織と個人の方向性がバラバラになり「一体感」が失われてしまう課題が出てきます。今回は「組織と個人の一体感を高めつつ、いかに事業価値を高めていくか?」を考えるヒントをお届けします。

12/5(火)公開予定。ぜひお楽しみに!

登壇者

安斎 勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO/CULTIBASE編集長)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。主な著書に『問いかけの作法 -チームの魅力と才能を引き出す技術』『問いのデザイン – 創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ』がある。

池田めぐみ(株式会社MIMIGURI Researcher/東京大学社会科学研究所 助教)

東京大学社会科学研究所附属 社会調査・データアーカイブ研究センター 助教。東京大学大学院 学際情報学府博士課程修了後、同大学情報学環 特任研究員を経て、現職。MIMIGURIではリサーチャーとして、組織行動に関わる研究に従事している。研究キーワードは、レジリエンス、ジョブ・クラフティング、チャレンジストレッサーなど。

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