ブランドの「とらわれ」を脱するには?:好奇心から可能性を広げる”Brand Cu...

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ブランドの「とらわれ」を脱するには?:好奇心から可能性を広げる”Brand Curiosity”の提案

2022.09.13/93

私たちは日々、たくさんのブランドに囲まれて生活しています。
ブランドというと“高価なもの”といった印象を受けますが、必ずしもそうとは限りません。たとえ安価でもその商品の”らしさ”に他の商品にはない価値を感じているのであれば、それも一つのブランドだと言えるでしょう。すなわちブランドとは、企業や商品、土地などの特定のモノに対する“イメージ”が、個人や社会の中で時間をかけて固定化したものだと言えます。

こうしたブランド・イメージは、企業の外側だけでなく、そのブランドの創り手である企業内部の人々にも影響を与えます。「ブランドの価値を貶めないように良い仕事をしなければ!」と発奮することもあれば、「一見面白そうなこの新商品は、本当にうちの企業から出すにふさわしいだろうか?」と、自社のブランドと照らし合わせて判断が変わることも珍しくないでしょう。

当事者にとってブランドは、育てるべき”種”でもあると同時に、守るべき”基準”でもあります。そして、意思決定や発想の幅を狭める枠(フレーム)にもなり得ます。特に、成熟したブランドほどその枠も強固になりがちです。「この商品はうちの企業らしくない」や「その取り組みは組織に不要な亀裂を招きかねない」など、必要以上にブランドに対する固定観念に”とらわれ”てしまった結果、新たなアイデアや挑戦が妨げられてしまうのです。

VUCA時代とも呼ばれる昨今、より環境の変化に柔軟に対応していくためにも、これまで以上にブランドの”とらわれ”と適切に向き合う方法が求められています。本イベントでは、そうしたブランドによる”とらわれ”を「好奇心」によって解きほぐす方法論・“Brand Curiosity(ブランド・キュリオシティ)”について、講義とディスカッションを通じて理解を深めていきます。

ゲストとして株式会社大広及び株式会社ファンベースカンパニーから、“Brand Curiosity”の提唱者であり、企業内で実践を重ねる3名の実践者にお越しいただきます。また、モデレーターとして、彼らとの共同研究を通じて“Brand Curiosity”の価値を学術的に探究する小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインリサーチャー)が登壇し、実務とアカデミックの両側面から、議論を重ねていく内容を予定しています。

“Brand Curiosity”という概念の可能性を探る「公開研究会」のようなかたちを取りながら、固着化した組織のあり方と向き合う方法について考える機会になれば幸いです。たくさんのご参加、お待ちしてます!

ゲスト

倉田 潤 (株式会社大広 チーフディレクター)

青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科を卒業後、株式会社大広に入社。マーケティング戦略・コミュニケーション戦略の策定や事業開発を軸として多くの企業・団体を支援。ワークショップデザインも多数担当。中小企業診断士や米国PMI認定プロジェクトマネジメントプロフェッショナルの資格を持ち、中小企業の経営・マーケティング活動支援も行う。SDGsへの取り組み推進にも注力しており、株式会社WATASUを共同設立。 著書として『SDGsのすごい会社』(共著・扶桑社)がある。

 

布施 陽介(株式会社大広 チーフディレクター)

京都大学法学部卒業後、ADK・デロイトトーマツコンサルティング・総合電機メーカーを経て現職。
HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト。
これまで、ビール・飲料・食品・トイレタリーなどの新商品開発/新ブランド開発業務から、インフラ企業のコーポレートブランド構築業務まで、ブランドストラテジストとして幅広い業界・レイヤーのブランドづくりに従事。現在は大阪にて関西の企業様と、デザインアプローチによる共創型の新規事業開発/新商品サービス開発などのイノベーション支援業務に従事。

 

坂本 宗隆(株式会社ファンベースカンパニー ファンベースプランナー)

関西学院大学文学部心理学科を卒業後、株式会社大広に入社。コミュニケーションデザイン・事業開発・DX推進・採用プロジェクト等に企業への伴走と自社事業の両方に従事しながら、SDGs起点の事業支援やワークショップデザインなども多数担当。
2022年より株式会社ファンベースカンパニーにてファンベースの考え方に基づいたプランニングを担当中。著書として『SDGsのすごい会社』(共著・扶桑社)がある。

モデレーター

小田裕和(株式会社MIMIGURI デザインリサーチャー/コンサルタント)

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。千葉工業大学大学院工学研究科工学専攻博士課程修了。博士(工学)。デザインにまつわる知を起点に、新たな価値を創り出すための方法論や、そのための教育や組織のあり方について研究を行っている。特定の領域の専門知よりも、横断的な複合知を扱う必要があるようなプロジェクトを得意とし、事業開発から組織開発まで、幅広い案件のコンサルテーション、ファシリテーションを担当する。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社)がある。

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